約10万円でマイカーが自動運転車に、伝説のハッカー開発の自動運転化キットが年内にも発売

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著名ハッカーGeoHotことGeorge Hotzが設立したベンチャー企業Comma.aiが、2016年内にも既存自動車向けの半自動運転キットComma Oneを発売すると発表しました。999ドル前後になるというこのキットには、前方認識用のカメラとレーダーが含まれており、ドライバーの運転操作を肩代わりします。Comma One はすべての車種で使えるというわけではないものの、George Hotzによれば「テスラのAutopilotと同程度には運転を自動化可能で、マウンテンビューからサンフランシスコへ出かける程度ならハンドルにもペダルにも触れる必要はない」とのこと。Hotzはまた、Comma Oneがカメラ映像から直にデータを取得していることに触れ「この方法はテスラでさえやっていない」と自慢します。

とはいえ、一個人が立ち上げたベンチャー企業にとって、わずかな期間でComma Oneのような製品を潤沢に用意するというのも難しい話です。宣伝文句こそ威勢がいいものの、Hotzは年内に供給できるComma Oneはごくわずかな数量にとどまるであろうことを認めています。もし、いま乗っている自分の車に半自動オプションを取り付けようと思うならば、おそらくは2017年に入るまで待つ必要がありそうです。またComma Oneが自分の車でどの程度うまく機能するかはやってみないことにはわかりません。

ただ、新車を買わずともわずか1000ドル(約10万3000円)程度で半自動運転機能を手に入れられるなら、取り付けてみたいと思う人も多いはず。日本でも入手できる日が来れば、ぜひとも(安全なところで)試してみたいものです。

下はComma.aiがオープンソースとして公開した自動運転システムの映像。前走車に追随するようにステアリングを自動操作するようすを映しています。