そばの喉越しと丹波篠山産のとろろの食感が食欲をそそる「やまかけそば」(1000円)/甘味 手打ち蕎麦 しも村

写真拡大

世界に誇る観光地、京都。中でも、緑豊かな醍醐山全域に広がり、豊臣秀吉も花見をしたという逸話が残る名刹・醍醐寺は人気の観光エリアだ。周辺には、小野小町ゆかりの隨心院や醍醐天皇が創建した勧修寺など見どころがたくさんで、京都らしいグルメも充実している。そこで、寺社巡りと合わせて醍醐エリアを満喫するための、“必食”の京グルメを紹介しよう!

【写真を見る】醍醐寺の目の前にあるので、ひと休みするには最適な「甘味 手打ち蕎麦 しも村」

■ 参拝のあとは平打ちの二八そばを!

醍醐寺の正面にあるそば処「甘味 手打ち蕎麦 しも村」。ご主人が毎朝手打ちするそばは、北海道産のそば粉にこだわった平打ちの二八そば。オススメは丹波篠山の山イモがたっぷり入った「やまかけそば」(1000円)で、そばの食感と喉越しが堪能できる逸品だ。食後には、白玉が入った「ぜんざい」(600円)などの甘味を味わおう!

■ 湯葉料理が人気の醍醐寺境内の食事処

醍醐寺境内でもひと際、紅葉が美しい林泉、弁天堂が見える、食事&休憩所「阿闍梨寮 寿庵」。「醐山湯葉カレー」(1000円)や「湯葉うどん」(1000円)など湯葉料理が人気で、中でも生湯葉がたっぷり入った湯葉丼と桜の葉を練り込んだ醍醐の桜麺、一品が付いた「醍醐の桜麺・湯葉丼セット」(1500円)は、ここでしか味わえない風情たっぷりのメニュー。かつて高僧が宿舎としていた落ち着いたたたずまいの建物の中で、食事や甘味をゆったりと堪能しよう!

■ 醍醐山に伝わる独特の料理は必食

醍醐寺境内にある「醐山料理 雨月茶屋」では、醍醐山内で採れる山菜を中心とした料理が楽しめる。お造り、八寸、炊き合わせなどがセットの精進料理「雨月」(1620円)のほか、麺類などが多彩にそろう。

■ 研究家が提案する昆布料理に舌鼓!

昆布料理研究家の岩佐 優氏がオーナーを務める専門店「美饗庵 うさぎ家」が、2016年5月よりランチ営業を開始。セレクト昆布が並ぶコンブニエンスストアを新設のほか、セイロで蒸した「お蒸すび」(150円)などが楽しめる。

【関西ウォーカー編集部】