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SecureWorks Japanは9月14日、AWS(Amazon Web Services)環境に対応した国内向けのセキュリティソリューション2つを発表した。1つは、事故(インシデント)発生時の対応ソリューションである「AWS環境における緊急インシデント対応サービス」で、もう1つはAWS環境でのアプリおよびデータを保護する「AWS向けマネージド・クラウド・ソリューション」。

これらは、これまでオンプレミス向けに提供していたものを、クラウド対応にしたもの。 「AWS環境における緊急インシデント対応サービス」は、AWS環境におけるセキュリティインシデント対応、フォレンジック調査および脅威の根絶支援を行うもので、グロバールではすでに2015年10月から提供している。

今回は日本人チームを新たに作成し、国内対応を開始した。主な調査対象はディスクイメージ(スナップショット)、メモリ、各種ログデータなど。前提として、同社の他のサービスを契約する必要はなく、単独で提供可能だという。

一方、「AWS向けマネージド・クラウド・ソリューション」では、AWS環境での仮想ファイアウォール監視、仮想Web Appファイアウォール監視、Elastic Serverグループ(Amazon EC2サーバインスタンス)監視、仮想iSensor IPS(侵入防御システム)監視を提供。また、今後は脆弱性スキャンやWeb Appスキャン管理機能も提供する。こちらもグルーバルでは、今年の6月にすでにリリースされている。

仮想ファイアウォール監視では、現状、チェックポイントとシスコのファイアウォールに対応。今後、順次対応ベンダーを拡大する。また、仮想iSensor IPS監視は、同社がこれまで独自に提供したアプライアンス製品を、AWS上でも利用できるようにしたものだ。

価格は、顧客の環境や選択したソリューションによって異なるが、ベーシックのモニタリングは年間100万円程度からだという。

SecureWorks Japan 代表取締役 ジェフ・モルツ氏は、今回のソリューション提供にあたり「日本の川崎にもセキュリティオペレーションセンターがあり、日本人が日本語で対応できるのが我々の強みだ。今回のAWSの対応で、オンプレミスだけでなく、ハイブリッドITにも一環したサービスを提供できる。これにより、世界中のどこにいても一元的に同じセキュリティレベルを担保できる」と述べた。

なお、9月7日(米国時間)、DellとEMCが合体した新会社「Dell Technologies」が誕生したが、SecureWorksもRSAも、それぞれ独立した事業として運営されることがすでに発表されている。では、製品や販売での協力関係は今後どうなるのか。これについて ジェフ・モルツ氏は、「それについては、これから話し合っていく。それまではこれまで通りだ」と回答した。

(丸山篤)