日本人向けオーガニックコスメの先駆けMIMC北島社長にその発想を聞く【後編】

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オーガニックコスメの研究、処方を自ら行いながら、経営者として、妻として、母として忙しい毎日を過ごす北島寿社長。どんな風に時間をやりくりしているの? いつもイキイキ過ごせる秘訣は? 前回のブランド立ち上げの話から進んで、素敵なアイデア満載のプライベートも伺いました。
女性だからこそ選べる人生
納得のいくオーガニックコスメがなかったから会社を設立するという、とても行動力のある北島社長ですが、そこには家族の支えがありました。ーー自分自身でオーガニックコスメを作りたいと思ったとき、ご家族の反対などはなかったのですか。
北島社長:私が化学の研究をしている頃から主人とはお付き合いをしていたので、「いつか自分で作りたいと言いだすと思っていた」と、すぐに理解してくれました。長男が3歳になってプレスクールに入り、自分の時間ができるタイミングにあわせて、すぐに会社を設立しました。といっても、プレスクールの時間は短いので、短時間でグッと集中して仕事をし、当時はアメリカにいたので日本の稼働時間にあわせて寝かしつけてから夜も働いていましたね。
ーー家事などの役割分担はどのようにされていたのですか。
北島社長:じつは、化学の研究をしていたときにアレルギーで手が荒れてしまったこともあり、子どもが生まれる前から(結婚してから)洗いものはずっと主人が担当! よくうちの夫は何もしてくれないと、困っている声を聞きますが、はじめから家事を自分だけでやりすぎているのかも。子どもが生まれると急に大変になるので、結婚して一緒に住みはじめたら最初から分担や当番制にしておくといいのかもしれないですね。
ーー最初に決めておくというのは、いい考えですね! お仕事同様、プライベートもナチュラルな暮らしにこだわっているのですか。
北島社長:私はアメリカで出産したのですが、日本のような保険制度がないので、ちょっとの風邪でも医者にかかるととても高額になるんです。だから、マクロビの本を持っていって、熱が出たらキャベツの葉を頭に敷いて熱さましをしたり、お腹が痛いときは、お米を袋に詰めて温めたものをお腹に乗せてじんわり温めるなどという自然療法を試していました。今でも、熱が出たらキャベツを敷いて寝たいなんて息子が言ってくることも。息子たちにも無理なくナチュラルに暮らす考え方は伝わっているかな。
子どもたちに助けられることもたくさん
ーー二人の息子さんたちは、お母さんが忙しくてさみしがったりはしませんか。
北島社長:そうかなと思って以前「仕事減らしたほうがいいかな?」と聞いてみたんです。そうしたら「そんなことない。仕事をしているときがママらしいから」と。本当にうれしくて、おかげでいままでずっとがんばれています。
ーー仕事と家庭の切り替えは? また、ストレス解消法などはありますか。
北島社長:仕事で頭がいっぱいのまま帰ったとき、でも子どもたちはノンストップで聞いて聞いてとやってきます。ちょっと黙っててと言いたくなるときもあるけれど、子ども達の話を聞くと思考が一旦オフになるので、切り替えるというより、いつも切り替えてもらっている感じですね。うーん、ストレス解消は、お酒でしょうか(笑)。焼酎にいろんなハーブを入れたりしてそのフレーバーを楽しんでいます。おいしいですよ。
女性だからこそ、女性として、妻として、母としてと、どの生き方も選ぶことができるので、選んだ生き方にあわせて、自分の時間をやりくりしないといけないと思っています。1つのことを1つではなく、1つのことでいくつもしたい。これをやるから、こっちは諦めるのではなく、いつもいっぱい詰め込みたいんですよね。女性って、一石二鳥もお得も好きでしょう。