「本物の日本のラーメンが食べられる」「むしろ、そこらへんの日本のラーメン屋よりおいしいかも」という噂を聞きつけ、ドイツのデュッセルドルフにやってきました。

知る人ぞ知る、ドイツ中西部に位置するデュッセルドルフは、ヨーロッパ屈指の日本人街があることで有名。ドイツ在住日本人のあいだでは言わずと知れた存在です。

約540社の日本企業が拠点を置き、およそ5000人の日本人が暮らすデュッセルドルフの日本人コミュニティの中心地が、「インマーマン通り」。日系の飲食店や日本食材を扱うお店が軒を連ね、日本かと見まがうような光景が広がっています。

そんなインマーマン通りで、絶大なる人気を誇るラーメン店が「麺処 匠」。お昼どきになると行列ができることもしばしばある、在住日本人はもちろん、ドイツ人やアジア人にも幅広く支持されている有名店です。

外観からして、日本のラーメン屋と変わらない雰囲気。黒板におすすめメニューを手書きするスタイルもまさに日本!お座敷もあって、ここがドイツだなんて、言われなければわからないくらいです。

このとき店内にいたスタッフは全員日本人。注文からお会計まで、何もかもが日本語で済んでしまいます。メニューももちろん日本語。ドイツ語表記もありますが、なんだか日本語のほうが目立っています。

今回注文したのは醤油ラーメン(9.8ユーロ)。日本に比べると高いですが、日本のラーメンやうどんは10ユーロ超えが普通のドイツでは嬉しいお手頃価格です。

味わい深いスープももちろんおいしかったのですが、筆者が感動したのは麺。

驚くほどコシのあるちぢれ麺で、「ドイツでこんな麺が食べられるとは!」と唸ってしまいました。むしろ、日本でも中途半端なラーメン屋ではこれほどの麺は味わえないでしょう。なんでも、匠オリジナルのこだわりの麺を札幌から直送しているのだとか。

「そこらへんの日本のラーメン屋よりおいしい」という噂は、どうやら間違っていないようです。

外はカリっ、中はジューシーな餃子も、日本で食べるおいしい餃子そのものです。

さらに、平日のランチタイムは冷たいジャスミン茶が無料。飲み物は有料で注文するのが当たり前のドイツで、このサービスは嬉しすぎます。

日本ではよくある伝票を挟むバインダーも、日頃ドイツで見かけることはありません。というのも、テーブル会計が当たり前のドイツでは、お会計をお願いしたらスタッフが伝票を持ってきてその場で支払いを済ませるため、バインダーなど必要ないからです。

ここ匠では日本方式のレジ会計。お会計したいのにスタッフの姿が見えない、あるいは頼んだのになかなか伝票を持ってきてくれないといったことがよくあるドイツのテーブル会計は、日本人にはストレスに感じることがあります。

しかしここでは、そんなストレスとは無縁に、サッとお会計を済ませて店を出ていける日本方式なのです。

本物の日本のおいしいラーメンが食べられるというだけでなく、日本の飲食店文化をそのままドイツに持ってきたかのような「麺処 匠」。日本発の”RAMEN”の底力を見たような気がしました。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/旅に行きたくなるメディア

<お店の情報>
「麺処 匠」TAKUMI | Düsseldorfer Ramen

住所:Immermanstr. 28, 40210 Düsseldorf
営業時間
月〜金 : 12:00 - 22:30
土 : 11:45 - 21:45
日 : 12:00 - 22:00
公式サイト: http://brickny.com/takumi/