【Mamiの気になりニュース番外編】

「バイリンガルニュース」のMCを務めるMamiが、ちょっと気になるニュースをピックアップ。ライターyokoが深掘りした記事をお届けします!

友情は約50%の確率でしか相互でないことが、マサチューセッツ工科大学の研究からわかりました。自分が「友人だ」と思っている相手の半分しか、相手が同様に感じていないということです。研究は同大学の生徒たち23〜38歳の間の男女84人を対象に行われたそう。

実験では生徒たちにクラスメートを0〜5の間でスコアをつけてもらいました。0は「知らない人」、1は「見たことはあるけど喋ったことはない人」、2は「知り合い」、3は「友達」、4は「仲の良い友達」、5は「親友」。

生徒たちの94%は自分が友達だと思っている相手とは相互関係であると考えていました。しかし、友情が相互であった(つまり自分がつけたスコアと相手がつけたスコアが同じであった)のはたったの53%という結果に。

研究チームは、理由として、相手も同じくらい自分を好きでいてほしいという人間心理なのだ、という見解を示しています。

結果を受け、マンチェスター大学の心理学教授キャリー・クーパー氏は「悲しいことに、ソーシャルメディアが現れたことにより、真の友情といえる関係が減ってきているのかもしれない」とコメントしました。

オクスフォード大学心理学教授ロビン・ダンバー氏のフェイスブックに関する研究では、若い世代の方が現実社会での信頼できる友人が少ない、という結果も出ています。

ソーシャルメディアにより簡単にコミュニケーションをとれるようになりましたが、実際に会う機会が減っているのだとか。フェイスブックの発表によると、ユーザーの1日の平均利用時間は50分。実際に会った回数が人と人との心の距離を縮めますが、オンラインで過ごす時間が長い分、会って話す時間が減っていると考えられます。

気軽に多くの人と繋がれて便利なソーシャルメディアですが、現実での友人関係にどのような影響を与えているのか考えながら利用していきたいですね。