サウナで最高の幸福感を味わうための“正しい入り方”

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 サウナ雑誌が創刊されるなど、サウナブームといわれて久しい昨今。

 熱いサウナに入ったあとに水風呂に浸かる快楽は、マニアの間では「整った」(byタナカカツキ氏)とも呼ばれ、多くの愛好者を生んでいる。

 年間700回以上もサウナに通う“プロサウナー”ヨモギダ氏によれば、その幸福感を満喫するためにはそれなりの「作法」があるという。

「10年前に鬱になった時に、地元の北海道で入ったサウナが最高だったんです。嫌なことも全て忘れられて。そこから通い始めて徹底的にサウナの勉強もしました」

 そう語るヨモギダ氏。その勉強と実践を通じて得たポイントとはいかなることなのか?

「まずは基本となる、3行程の“正しい入り方”をおさえることです。まずはサウナ。続いて水風呂へ。最後は露天で椅子に座って休憩をする外気浴。これを繰り返します。3つめの休憩をしない人が多いですが、これが重要。休憩中に交感神経と副交感神経が切り替わって、興奮と眠気を交互に味わう時間がたまらないですよ」

 3つの基本に加えてもうひとつ大事なことがあるとか。

「日常生活のバランスを崩してまで、サウナのためだけに生きてはダメですね。サウナもそれを望んでいませんから」

◆「小さな幸福」の源泉は脳内物質にあり!

 このように、人は世知辛い現代社会の中で、さまざまなことから「小さな幸福感」を得て、それを糧にして日々の生活を少しでもよいものへと変えるべく試行錯誤している。

 そして、実はこの「幸福感」には、一般的には“ホルモン”とも呼ばれる脳内物質が密接に関連しているという。

「ストレスホルモンであるコルチゾールの減少や、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンの上昇などホルモンにより幸福感が得られることが知られています。その中で例えば、エンドルフィンはモルヒネ系の鎮痛効果や多幸感をもたらすホルモンです。楽しいことを考えている時、苦痛から解放された時、熱いお風呂に入った時、日焼けした時などに分泌が増します」(快楽と脳内物質の関係に詳しい諏訪東京理科大教授・篠原菊紀氏)

 そう、サウナの快楽もエンドルフィンによるものが多いのである。

 週刊SPA!本誌9月20・27日合併号「超お手軽に[幸福になる]30の方法」では、この幸福感を司る脳内物質に注目。エンドロフィン以外も、ドーパミンやセロトニン、オキシトシンなどさまざまな種類の「幸福感」に超お手軽に浸るための方法を検証している。

<取材・文/週刊SPA!編集部>