ラインラント・プファルツ州の州都マインツ。中世から司教座が置かれ宗教的に重要な位置にあったこの街は、グーテンベルクの生まれた街、またケルンなどと並んで盛大なカーニバルが行われる街としても有名です。

そんなマインツには、聖シュテファン教会をはじめとするこの地ならではの見どころが数多くあります。今回はその中から、マインツらしさを感じられるおすすめスポットを紹介します。

グーテンベルク博物館
活版印刷の発明者として、歴史の授業で一度は耳にしたことのあるヨハネス・グーテンベルク。彼の生まれた街がここマインツであり、それはマインツの人々にとって誇りでもあります。

グーテンベルク博物館の正面はこのような立派な建物ですが、この中を通り抜けていくと中庭があり、そこが博物館の入り口になります。

ここでは彼にまつわる印刷技術の展示のほかにも紙や製本の歴史のについて学ぶ事ができ、本や印刷に関心のある人は特に楽しめます。その他にも日本や中国をはじめとする東アジアの印刷の歴史といった、私たちの生活に関わりのある展示もされています。

また当時の印刷技術の実演も行っており、当時はどの様な工程で印刷をしていたのかを実際に見せてくれます。

マインツ大聖堂
マインツのシンボル的存在であるマインツ大聖堂は、ケルン、トリーアと並ぶドイツ3大大聖堂の1つです。とんがり屋根が印象的でまるでお城の様な外観の大聖堂は、945年に当時の大司教であったウィリゲスが作らせ、1036年に完成しました。

内部はとても広く、その荘厳な雰囲気に圧倒されてしまいます。ステンドグラスやキリスト教の祭壇、聖母子像など、どれも息をのむ美しさで一見の価値があります。

大聖堂の前の広場では火曜日、金曜日、土曜日にマルクトが開かれ、新鮮な食材を買い求める地元の人々ででとても賑わいます。広場にはカフェやレストランのテーブルも出ているので、行きかう群衆や大聖堂を眺めながら休憩をするのもおすすめです。

カーニバルの噴水
ケルンやデュッセルドルフなど、ライン川沿いの地域はどんちゃん騒ぎの派手なカーニバルで有名です。そしてマインツもそんなカーニバルを代表する街の1つ。

そんなマインツならではの見どころが、聖シュテファン教会や大聖堂にもほど近いシラー広場(Schillerplatz)にあるカーニバルの噴水です。マインツには各時代の特徴を色濃く残す噴水が100以上もありますが、その中でもこの噴水は特に目立つ存在です。

カーニバルをモチーフにした様々な像が張り付けられており、お祭りの楽しさが伝わってきます。小さな人間の像たちは、今にも噴水から飛び出してきて踊り始めるのではないかといった雰囲気を醸し出しています。

これらのスポットは近くにまとまっており、徒歩で観光がしやすいのも特徴です。地域の特徴を色濃く残すスポットを見て回れば、その街の事がもっと身近に感じられるかもしれません。

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