9月を迎え、時期的に「牡蠣」が美味しいと言われるシーズンを迎えた。ぷりっぷりっの生牡蠣を一口で含めば、まさに“口福”と言える瞬間がそこに待つ。

どうせなら国産の美味しい牡蠣を!というグルメなあなたにオススメしたいのが、参宮橋駅より徒歩1分のところにある『ミトラタカセ』。

独自のルートで手にいれた国産の生牡蠣を常に数種類用意し、食べ比べなど牡蠣ラバーにはたまらないメニューが豊富だ。さっそく、いま食べるべき激ウマ牡蠣を紹介していきたい!


国産の牡蠣がここまで食べれるなんて……!

「生牡蠣食べ比べ」(産地、価格は仕入れによって異なる)

まずはこのビジュアルに目が釘付けになるだろう。大きな樽に乗せられた生牡蠣は全部で12ピース。今回は日本で最も多く出荷される「真牡蠣」「岩牡蠣」を合わせて6種類用意してもらった。

このビジュアルの美しさに、樽を抱えてインスタグラム用に撮影する人も多く、確かに“いいね”が貰えそうなインパクト。以外にもここまでの国産の生牡蠣を扱っている店は都内でも少なく、オイスターバーなどで見かける数多くの牡蠣は海外産が混ざっていたりする。

和食を扱う本店の『高瀬』と同じ「尾坪水産」から、毎日新鮮な牡蠣を仕入れており、カジュアルに牡蠣を愉しんでほしいという気持ちからこの価格設定で行っている。どれも身は大きく、口に含めばクリーミーな牡蠣の旨味が口いっぱいに広がっていく。

さらに美味しさを知ってもらうべく、ここで何種類かの牡蠣をより詳しく紹介していきたい。


あなたのお好みの生牡蠣はどれ?



「北海道・仙鳳趾(せんぽうし)」一口では入りきらないほどの大きさで、かなりまろやかな味わい
※メニューは季節によって変動あり。
北海道・仙鳳趾(せんぽうし)

仙鳳趾(せんぽうし)は北海道釧路町の東側で、「厚岸湾」の端に位置する。潮の流れが少しきつく、そこで育った牡蠣は身の締まったプリプリとしているものが多い。

殻に対して身が大粒なため、一口では入りきらないほどの大きさ。強い甘味と濃厚でコクのある味わいが特徴で、かなりまろやかである。

ちなみに北海道の東側は涼しい気候のため、年間を通じて水温が低く、一年中牡蠣を食べることができるという。仕入れ状況にも異なるが、比較的『ミトラタカセ』でもよく扱われる牡蠣のひとつだ。



「北海道・まるえもん」味わいはさっぱりしているが、そのあとに続く深いコクの旨味が他の牡蠣とは少し違う
北海道・まるえもん

味わいはさっぱりしているが、そのあとに続く深いコクの旨味が他の牡蠣とは少し違うのが特徴。

意外かも知れないが、赤ワインと合わせると牡蠣のコクがさらに増す。さらにこちらは3年もの間寝かせられ、ゆっくり旨味を増やした「3年貝」。牡蠣特有の肝のエグみが少なく、苦手な人にも食べやすい。



「北海道・昆布森」北海道一と呼ばれ、味は岩牡蠣にも負けないほどのクリーミー
北海道・昆布森

この名に聞き覚えのある人は多いのではないだろうか。北海道一と呼ばれ、味は岩牡蠣にも負けないほどのクリーミー。その名の通り昆布がたくさん生えている入江に生息し、小魚やプランクトンの栄養をたっぷり吸った上質な牡蠣。

いま紹介したのは北海道産の牡蠣ではあるが、この他にも長崎県産や宮城県産など、その時期のいいものを毎回仕入れている。今回は6種類で用意してもらったが、人数に合わせて種類を減らすことも可能。4人で分け合うのであれば、3種類を4ピースずつ用意してもらうこともできるのだ。(注文の際に相談を!)


最後に自慢の牡蠣を使った絶品料理を紹介していく



「牡蠣の酒肴 3種盛り(オイル・たまり・塩辛)」

前菜としてオススメしたいのがこちらの「牡蠣の酒肴 3種盛り(オイル・たまり・塩辛)」。左のオイル漬けはエクストラヴァージンオイルを使用しているが、油っこくなく以外にもさっぱりとしている。マリネのようにビネガーは使っておらず、オイルのみのシンプルな味付け。オイルに漬けられることで、牡蠣の旨味がよりいっそう引き立つ。

真ん中はたまり醤油に漬け込んだもので、実は生牡蠣をボイルせずそのまま使用している。そのため、食感は生牡蠣特有の“つるん”としたもので、薄口醤油とのバランスが良い。

右はなんと牡蠣の塩辛。作り方などは企業秘密とのことだが、普段食べている塩辛とは少し違く、独特の磯臭さはあまりない。「え?これが塩辛?」と聞きたくなるほど、食べやすいのが特徴だ。

これらの肴にはぜひとも店主オススメの日本酒を合わせてほしい。ここ数年で注目されている新政酒造の「エクリュ」は、シャンパングラスでいただくのが『ミトラタカセ』流。牡蠣とのマリアージュにぴったりなのである。



「牡蠣フライ」、「シャトー ラ ブランヌ フランス ボルドー メドック」

さらに牡蠣料理といえば忘れてはいけないのが「牡蠣フライ」。こちらの牡蠣フライは薄い衣に、大きい牡蠣が丸々ひとつ使われ、カラッと揚げられている。中からはジューシーな牡蠣が溢れ、熱々のうちにワインを流し込めば牡蠣の旨味が口の中でより凝縮される。

タルタルソースを付ければ、牡蠣のクリーミーさがより増し、ワインもグビグビと進んでしまう。牡蠣には白ワインというイメージが強いが、実は赤ワインも相性がいい。なかでも牡蠣フライは白でなく、赤で合わせてほしいと店主の岩瀬さんは話す。



サクッと揚げられた牡蠣フライにはタルタルソースをたっぷり絡めて

「赤ワインとソースの相性もいいので、女性の方は赤を飲まれる方が多いですね。牡蠣に合うワインを数種用意しています」

牡蠣に合わせるお酒はこれ!という概念は少し頭から切り離し、そのとき飲みたいものを頼めばいい。きちんと牡蠣に合うお酒が用意されているので、もしかしたら新たな発見もあるかもしれない。

いまの時期が一番美味しい牡蠣を食べ比べて、旬の味わいを堪能してみてはいかがだろうか?



ボードにはその日のオススメが書かれている。迷ったときはこちらから選ぶのも手



カウンター席もあり、おひとりさまでも使いやすい。駅からかなり近いが、店内は落ち着いた雰囲気