それ…嫉妬!? どうしても気になる「嫌いな人」を上手に活用する方法

写真拡大

会社でも一人や二人は嫌いな人、苦手な人がいるでしょう。もしかするとランチタイムはあれこれ人の噂で盛り上がっているという人もいるかもしれません。しかし、そのような感情やうわさ話は気が重くなりますし、できればもっとハッピーな気持ちでいたいものです。

しかし、そのような感情からこそ大切なことが学べるのだと、茂木健一郎氏の著書『幸せとは、気づくことである―仕事も人生も最高に楽しくなる脳の活用法 』にありました。

嫌いな感情で一日をムダにするぐらいなら、上手に利用して自分の成長に繋げてみたいと思いませんか?

■なぜそんなに“キライ”なのかを考えてみる

例えばタバコを吸っている女性が道の向かいに立っているとします。煙がくるわけでもないのにその人を見て、「なんだかイヤな感じ」と思う人もいれば、何も思わない人もいます。また、女性らしさが満開の人をみて、「オンナの武器を使いすぎ!」と気になる人と、そうでない人がいます。この点について同書にはこうあります。

 <その人が持っていて、自分がもっていないものはないか?実は、その人の何かが、うらやましくて仕方がないのではないか?嫉妬の感情は、混じっていないか?>

もしかすると「タバコを吸っている=昔そういう女性に憧れがあった」とか、「女性を武器にする人が許せない=自分ももっと女性らしくいたいのに」という思いの現れかもしれません。“嫌い”という気持ちの裏にはじつに様々な感情が隠されているということなのです。

もしあなたがなんの感情も持っていなければ、タバコを吸う人を見ても、女性力満開の人を見ても、別段気にならずに風景として過ぎ去っていったことかもしれません。

■他人の嫌いなところは自分の中にあることも多い

他人に嫌なところは自分の中にも同じような面があるかもしれないということが考えられます。嫌なところなのに自分にもあるというのは、矛盾しているかもしれませんがそこは人間の複雑で、不思議な部分です。

「この人のこういうところ、ホント嫌だなあ。」と思うことがあれば、「自分に同じようなところはないだろうか」と疑ってみてください。そうすることで、自分自身をよりよくしていくことができますし、嫌な人とつきあうときも「私は今学ばせてもらっている!」と思えるようになるかもしれません。

■自分の価値観を振り返るきっかけにしてみよう

自分の内面を他人が写しだしてくれていると考えれば、嫌な思いになったときこそ成長の機会と捉えることもできます。反省することができるひとは常に謙虚ですし、謙虚でいられれば人からも好かれますし、自分自身の気持ちも穏やかでいられます。

以上、“嫌いな人”を上手に利用する方法ですが、いかがでしょうか?

嫌な人とも積極的につきあって、自分自身の人間の幅を広げていければ仕事でもプライベートにもよい影響があることでしょう。