拾翠亭は金曜、土曜などに一般公開される

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歴代天皇が居住し公務などをとり行った京都御所をはじめ、仙洞御所、大宮御所を含む東西700m、南北1300mの広大な国民公園。苑内には100年を超える樹林が育ち、旧公家屋敷跡や庭園などの歴史的遺構が点在し、御所と一体となった景観を維持しつつ散策や休養の場として親しまれる。春はシダレザクラやヤマザクラなどの桜、秋は赤や黄色に染まる木々が美しい。弾傷らしき跡が残ると言われる蛤御門(はまぐりごもん)など、見どころも多い。

■ 建造物・遺構

<閑院宮邸跡>伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家と並ぶ四親王家の一つ、閑院宮家の元邸宅。

<蛤御門>新在家御門と呼ばれつねに閉ざされていたが、江戸時代の大火で初開門されたことから“焼けて口開く蛤”に例えられ“蛤御門”と呼ばれる猿ヶ辻 鬼門とされる京都御所の東北角に位置し、日吉山王社の神の使いのサルを祀る。

■ その他の見どころ

<京都御所>1392(明徳3)年から約500年間、天皇の住まいだった。御所内の参観には宮内庁の事前の許可が必要だが、春と秋の年2回、一般公開されるのでお見逃しなく。

<桜松>学習院跡の、倒れたマツからヤマザクラが咲く。倒れても立ち直ると、春には必勝祈願などに訪れる人も多い。

<梅林>2月中旬〜3月中旬に約200本の梅が咲き誇る。

■ 紅葉

カエデ、イチョウなど800本以上。見ごろ11月下旬〜12月中旬。凝華洞跡近くのイチョウの巨木など、いたる所で秋景色を楽しめる。

■ 桜

シダレザクラなど約1100本。見ごろ3月下旬〜4月下旬。ヤマザクラやサトザクラなど多くの桜が咲き、長期間花見を楽しめる。

■ 年中行事

<春・秋>京都御所一般公開/普段は事前に申込をしないと見ることのできない京都御所を、手続き不要、無料で見ることができる。明治、大正、昭和天皇の即位式が行われた紫宸殿(ししんでん)など、見どころもたくさん。

【関西ウォーカー編集部】