刺されたらどうする?スズメバチの対処法

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今月11日、岐阜県飛騨市のマラソン大会に参加した115人が、ハチに刺されるという事件が発生しました。115人のうち8人が病院で手当てを受けましたが、幸いなことに重傷者はいませんでした。市によると、刺したのはキイロスズメバチとみられ、橋に巣をつくっていたということです。これから10月までの間は、スズメバチの活動が活発になると言われていますが、どんな予防・対処法があるのでしょうか?

巣には絶対近づかない! 黒い服・香水・ニオイの強い物もNG…?

スズメバチや、スズメバチの巣を見つけた場合は、その場からゆっくり離れてください。急な行動や、大声を出すのは、ハチを刺激するのでとても危険。また、スズメバチは黒色の服や香水、汗などニオイの強いものに敏感に反応すると言われているので、スズメバチがいそうな山・森でのレジャーを楽しむときは、特に注意が必要です。

スズメバチに刺されてしまったら慎重に避難

もしも、スズメバチに刺されてしまったら、他のスズメバチに刺されないように、その場から避難するといいそう。屋内に避難するのがベストですが、建物がない場合は30mは離れておくと安心です。避難をしたら、アナフィラキシーショックの症状の兆候が出ていないか確認します。アナフィラキシーショックは、過去にスズメバチに刺されたことのある人がごくまれに発症するそうで、代表的な症状は以下の通りです。

・息苦しい、息切れ、呼吸困難

・動機、血圧低下、脈拍数増加、脈拍が弱くなる

・吐き気、腹痛、便意、尿意

・意識障害、めまい、しびれ、けいれん、耳鳴り

・じんましん

アナフィラキシーショックは、緊急処置をしないと命の危険があると言われています。これらの症状が数分〜10分程度のうちに起こったら、すぐに救急車を呼びましょう。

避難の次は応急処置

救急車を呼んだ、または上記の症状がなく避難ができて、近くに病院がない場合は、応急処置を。まずは毒針を抜き取るのが先決。抜き取り方としては、カードのようなものを使って、毒針をはらうようにするのが効果的だそう。もしくはガムテープの粘着面を“軽く”あてて抜く方法も◎。針の先に毒の入った袋のようなものがついているので、指で直接つまんで針を取ろうとすると、毒が押し出されるため、絶対にしてはいけないそうです。

毒針が抜けたら、毒を出すために流水で傷口を流しましょう。口で毒を吸いだすのは、口の中の傷や、虫歯・歯周病から体内に毒が入るこむ可能性があるので危険です。もし、虫刺されの薬があれば、患部に塗り、氷などで患部を冷やしてください。応急処置が終わったら、できるだけ早く病院に行くことをお勧めします。

刺されないことが一番ですが、もしも刺されてしまった時は、慌ててパニックにならないことが一番大事なことだそうです。秋のレジャーは、スズメバチにくれぐれもご注意を!

(文・山本健太郎/考務店)