12日、観察者網は「サムスン電子の株価急落、韓国経済は大丈夫か」と題する記事を掲載した。写真はフィリピンのGalaxy Note 7販売店。

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2016年9月12日、観察者網は「サムスン電子の株価急落、韓国経済は大丈夫か」と題する記事を掲載した。

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新型大画面スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の出荷が遅れ、サムスン電子の株価下落が続いている。12日には韓国市場で7%安と下げ幅を拡大。同製品は「使用中に爆発した」と複数の報告があり、同社が使用中止を呼びかける事態となった。米国、日本、シンガポール、オーストラリア、パキスタンなどの政府運輸当局、航空会社はこのほど、同製品の機内預け入れや充電の禁止を発表している。

「ノート7」をめぐる損失はサムスングループ全体の収益への決定的な打撃にはならないだろうが、スマホ世界シェアをみると影響は少なくない。サムスンは米アップル、中国の華為技術(ファーウェイ)などとシェアを争っており、今回の件で失ったシェア回復は難しい見通しだ。ブランドイメージの低下も大きな損失といえる。

韓国経済は最近、国内外ともに懸念材料を抱えており、景気悪化への不安がぬぐえない状況だ。韓国最大手の海運会社、韓進海運が経営破綻したことで、世界各地で積み荷が下ろせない状態に。今後さらに混乱を招くと予想されている。(翻訳・編集/大宮)