12日午後8時ごろ、韓国の慶尚北道慶州市付近で観測史上最大規模のマグニチュード(M)5.8の地震があり、国宝の瓦が落下する事態も発生した。今回の地震に関して韓国の専門家からは建物の耐震性を懸念する声も聞かれている。写真はソウル。

写真拡大

2016年9月12日午後8時ごろ、韓国の慶尚北道慶州市付近で観測史上最大規模のマグニチュード(M)5.8の地震があり、国宝の瓦が落下する事態も発生した。今回の地震に関して韓国の専門家からは建物の耐震性を懸念する声も聞かれている。環球時報が伝えた。

韓国メディアによると、韓国の専門家は、「M5.5以上の地震が起きた場合、地震対策が施されていない建物は倒壊する危険性がある。ソウルの住宅のうち、耐震機能があるのは約26%で、耐震能力がない橋は360カ所余りで、高架橋も90カ所に上る」と警鐘を鳴らした。

さらに、韓国では「ソウルでM6.5の地震が発生した場合、11万人が犠牲になる」との分析もあり、専門家らはすでに建っている建物に対しても耐震性を強化すべきと呼び掛けている。

今年4月に発生した熊本地震はM6.5やM7.3の地震が発生し、今月5日時点で関連死を含め97人の犠牲者が確認されている。(翻訳・編集/内山)