1万人もの “反同性愛婚デモ” の前に12歳の少年がたった1人で立ちはだかり話題 / 少年「僕にはゲイのおじがいる。反対する人たちを許せない」

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たった1人で何かに立ち向かうのは、誰にとっても勇気のいることだろう。けれども、自分が「見捨てておけない」と思ったことから逃げない人は、世界中に大勢いるようだ。例えばある12歳の少年がそう。

この度メキシコで反同性愛婚デモが起こったのだが、そこに12歳の少年が立ちはだかった。彼は1万人もの群衆の前に立ち、デモを止めようとしたのだ。

・同性愛婚に反対する群衆

2016年5月、メキシコのペニャニエト大統領が、同国全土での同性婚合法化の憲法改正提案に署名したことで話題となった。しかし同性婚に異を唱える人々も存在しており、メキシコ各地で反対運動が起こっている。

9月10日には、グアナフアトでも約1万1000人が参加する反対運動が起こり、そんな群衆の前に1人の少年が立ちふさがった。プラカードやバナーを掲げ、車道いっぱいに広がって同性愛婚反対を叫ぶ人々と対立するように、1人の少年が路上に立ったのだ。

・少年「同性愛を憎む人を許せない」

この光景を写真に収めたマヌエル・ロドリゲスさんは、最初は少年がただ遊びで立っていただけだと思っていたそう。

しかし道路から移動させられた少年に話を聞いてみると、彼の予想と違った言葉が返ってきたという。

少年:「僕のおじはゲイなんです。僕は、同性愛を憎む人を許せません」

・天安門事件の “無名の反逆者” を彷彿とさせる

現在、この12歳の少年の写真は世界中のメディアで取り上げられており、中国の天安門事件でタンクの行く手を遮ろうとした “無名の反逆者” を彷彿とさせるとも報じられているのだった。

これまでに10の州で同性愛婚を認めてきたメキシコでは、残り21州での合法化がすすめられているという。

参照元:attitude、Towelroad、USA Today、The New York Times(英語)、Twitter @MetroUK、ZackFord
執筆:小千谷サチ

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