13日、韓国メディアによると、12日午後8時ごろ慶尚北道慶州市付近で2度起きた韓国観測史上最大規模の地震を受け、国民の安全を守る国の機関・国民安全処の公式ホームページがダウンしていたことが分かった。資料写真。

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2016年9月13日、韓国・中央日報などによると、12日午後8時ごろ慶尚北道慶州市付近で2度起きた韓国観測史上最大規模の地震を受け、国民の安全を守る国の機関・国民安全処の公式ホームページがアクセス集中によりダウンしていたことが分かった。

国民安全処は災害に関する安全情報や国民の行動要領などの情報を提供する政府機関だ。14年の旅客船セウォル号の沈没事故を受け、それまで分散していた災害対応機関を統合して新たに組織された。これまで猛暑や台風の際に国民に緊急メッセージを発信するなどして注意を呼び掛けてきた。今回の地震でも震源から半径120キロの範囲の住民に対し緊急災害メールが配信されたが、揺れを感じ不安を抱える首都ソウルなど範囲外の住民にはメールは送られなかった。

そうした中、情報を得ようとする市民らのアクセスが集中し、国民安全処のホームページは2時間以上にわたってアクセス不能に陥った。公式のフェイスブックにも情報は掲載されず、国民からは非難の書き込みが殺到した。

野党「共に民主党」の李在汀(イ・ジェジョン)議員はこうした状況について「大規模災害が発生するや国民安全処がダウンするとは国際的な恥だ」と批判する報道資料を出した。

国民安全処の関係者は「地震発生直後テレビ局に災害放送を要請し、(1度目の)地震発生から8分後の午後7時52分には(震源から)半径120キロの住民に緊急災害メールを発信した。ホームページの不通は、アクセスが殺到したためとみられる」と説明している。

韓国のネットユーザーからはこれについて多数のコメントが寄せられている。

「まだメールが来ない。戦争が起こったらものすごいことになりそうだよ」
「国全体がセウォル号のようだ。各自が自分で自分の身を守ろう」
「要らない時にはやたらメールを送ってくるくせに、本当に必要な時には送らないんだな」

「メールの1通も来やしない。朴槿恵(パク・クネ)はまたどこか行ってるんじゃないか?」
「国民の安全に関心があるのかな?」
「死んだ後に緊急メールが来そう」
「秋夕(韓国の旧盆)の前だから、公務員はみんな贈り物のやりとりで忙しいんだよ」

「釜山です。夏の暑い日は“メール爆弾”が飛んで来てたけど、地震のメールは来ないね」
「すごい国だな。本当に大きな被害が出た時は、まず大統領がヘリで安全な場所に逃げ、その後メールが来るだろう」
「やはり無能な政府は危険だ。税金を集める方法しか知らず、ちゃんとできることが何もない!」(翻訳・編集/吉金)