絶対に見逃せない!あまりにも神秘的な“天体ショー”【2016-2017保存版】

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流星群や月など、最近では"天体ショー"があるたびにSNSなどを中心に話題になります。"天体ショー"は事前にいつ起こるのか分かっていますが、星には1年間の動きを表す「年表」があるのをご存知ですか?一見、予測不可能に思える星座や星の動き、月や惑星など空で起こる現象は「天文の年表」を見れば予測することができます。つまり天文の年表は、"空のカレンダー"なのです。そこで2016年後半から2017年にかけて、どういった天体ショーが見られるのか、スケジュールとポイントをチェックしていきましょう。

■ 天体ショー(2016年後半)

●2016年10月21日・・・「オリオン座流星群」
PM9:00から明け方まで、普段よりも多くの流星が空に出現します。ペルセウス座流星群に比べると少ないですが、それでも1時間に10〜15個の流れ星を見ることができますよ。

●2016年10月30日・・・「土星」と「金星」が接近
PM5:00〜PM7:00までの短い時間、土星と金星が接近している光景を観測できます。土星は地球の外を周る惑星、金星は地球の内側を周る惑星。その二つ並んでいる光景を地球の空で見るのは不思議な天文現象なのです。

●2016年11月14日・・・「スーパームーン」
PM5:00〜明け方AM4:00くらいにかけて、いつもより大きな月が空に現れます。月が地球に接近し、満月になるという二つの条件が重なるとスーパームーンです。いつもより3割増しで明るく見え、大きく見えるのが特徴です。

●2016年11月17日・・・「しし座流星群」
深夜0:00からの4時間ほど、明るい光を放つ流れ星が急速に落下し、条件が合えば多くの流れ星で空が明るくなります。しし座流星群は33年周期で大量発生すると言われており、2001年には1時間に1500個以上の流れ星が観測されました。次回、大量発生するのは2032年〜2034年とのことです。

●2016年12月14日・・・「ふたご座流星群」
ピークは14日のAM9:00頃ですが、空が明るく目視できないので13日の夜〜15日の深夜が目安。流星群のなかで最も流星の数が多いと言われており、1年を締めくくる華やかな天文現象です。

■ 天体ショー(2017年前半)

●2017年1月3日・・・「しぶんぎ座流星群」
ペルセウス座流星群・ふたご座流星群と同じく、三大流星群の一つ。正月に見られる天体ショーになります。ピークはPM11:00時ごろ。月明かりの影響は少ないと言えそうです。

●2017年4月22日・・・「こと座流星群」
紀元前687年に中国で観測された記録があり、現時点で最も古い流星群です。21:00ごろ、流れ星を見かけることが多くなります。

●2017年5月6日・・・「みずがめ座イータ流星群」
南アジアやオーストラリアなど、南半球では好立地で観測できる流星群。月明かりが強い夜間は見にくいため、明け方2時間前に空を眺めると流れ星を見つけやすくなります。

●2017年7月28日・・・「みずがめ座デルタ流星群」
7月28日の前後数日で観測できる流れ星の集まり。ピークは7月の末くらいですが、晴れた夜空を見上げるとみずがめ座を背景にデルタ流星群を見ることができるでしょう。

●2017年8月13日・・・「ペルセウス座流星群」
三大流星群の一つ。13日の明け方にかけて大量の流れ星が発生します。流星群のなかでもトップクラスの規模ですが、2017年は月明かりで見えにくい可能性があります。

■ 流星群を観測するポイント

惑星が放出した小さな"塵(ちり)くず"が地球の大気圏に突入すると、その反応で塵くずが燃えながら光る現象が流星です。つまり、私たちが見ている流れ星は惑星の破片。数が多くなれば流星群となり、多いものでは一晩に何百個、何千個といった流星を見ることができます。そのなかでも、「しぶんぎ座」「ペルセウス座」「ふたご座」は有名な三大流星群ですね。

流星群を観測する際のポイントは、月明かりが少なく暗い夜空のほうが見やすくなります。とくに、地上の明かりが多い場所は空に光が反射して星が見えづらくなるので要注意。たとえば都心などは"光害(light pollution)"の影響を受けやすく、空気中の層に街の光が反射し、夜空がライトアップされた状態になることで星の光が霞んでしまうんです。流星群や惑星を肉眼で見るなら、都心から少し離れたスポットで観測するといいですよ。東京なら、石神井公園や奥多摩、夢の島公園や高尾山の天文台など都心から近くてオススメ。流星群を間近に感じるためにも、なるべく条件の良い場所で眺めてみてはいかがでしょうか。お気に入りのスポットを見つけるのも、天体観測を楽しむポイントの一つです。

■ 夜空のカレンダーで天体観測

無造作にバラついているように見えても実は法則に従って動いている星たち。パッと見は気まぐれに動いているように思える星座や月も、実は天文の年表を見れば季節や時間など予測することができるんです。今後、天体観測をする際は、"夜空のカレンダー"を参考に星を眺めてみてはいかがでしょうか。これまでとは違った見方ができて楽しいかもしれませんね。

(image by amanaimages)
(著:nanapiユーザー・tamucan 編集:nanapi編集部)