『週刊少年ジャンプ』2016年35号(2016年8月15日特大号35号/集英社)

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 2016年8月1日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』2016年35号より連載がスタートした漫画『約束のネバーランド』(原作・白井カイウ、作画・出水ぽすか)。競争が激しい『週刊少年ジャンプ』の中でも同作は異質なストーリーで他作品とは一線を画し、独自の地位を確立しつつある。読者からは手に汗握るハラハラな展開から「まるで海外ドラマのようだ」と話題になっている。

 主人公は人里離れた森の中の孤児院で暮らす11歳の少女・エマ。物語開幕当初は38人の年齢も人種もさまざまな孤児がその施設でともに暮らしていた。最年長のエマは同い年の男の子、ノーマンとレイと共に他の孤児の面倒を見ることもしばしば。そして施設には“ママ”と呼ばれ全ての孤児から慕われている、唯一の大人がいた。

 孤児たちの暮らしぶりは実に豊かで、フカフカのベッドで眠れるし、おいしいご飯がでるし、ママは親切だしと何一つ不満なことはない。少しおかしな点と言えば、孤児たちの首筋には「認識番号(マイナンバー)」が刻まれており、毎日知能を計るテストをして、森に備えられている柵を超えて外に出てはいけないということ。

 そしてある日、エマとノーマンは衝撃的な事実を知ってしまう。なんと孤児院は人肉を育てる農園として“食人鬼(おに)”に管理されていて、ママと慕う女性は食人鬼の手先だったのだ。ここから、エマたちはママに気付かれないように孤児たちを連れての脱走計画を企てていくのだが、毎話ごとにエマたちを絶望に落とし込む展開が巻き起こる。

 綿密に練られた独特世界観の設定や、一話ごとに「おっ!」と読者を感心させたり、驚かせる引きがあるのはまさに海外ドラマのよう。「ヤバい、こんなに続きが気になる漫画久しぶりだ!」「展開早いしワクワクするし本当に好き」「今一番面白い漫画と言っても間違いない」「良質なドラマを見てるようで引きこまれる」と大絶賛を受けている。

 『週刊少年ジャンプ』に突如現れたドラマチックな作品。果たして今後どんな展開になっていくのか。毎週月曜日がますます楽しみになってきた!