【長谷川豊】「アリとキリギリス」の話はもっとみんなでシェアした方が良い

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先日、改めて誰でも知ってる話ですが「アリとキリギリス」を読み直しました。
で、思ったのですが……
この話って……めちゃめちゃ深いですね

端的に言うと、社会の構図をあっという間に学べるというか、自分の生き方をとても見つめ直せるというか……。

アリとキリギリスがいました。
アリは努力家。
キリギリスは遊び人。
夏の間、キリギリスは大好きな音楽を奏でながらコンサート三昧です。
アリはせっせと餌を自分の巣に運んでいました。
汗だくのアリにキリギリスは笑います。
「こんなにいい天気なのに、汗だくになってバカじゃないか」と。

しかし、秋が過ぎ、冬になって、キリギリスはエサがなくなりました。
アリさんに餌をもらいに行ったところ、アリさんは言いました。
「君は怠けてたんだろ? じゃあしょうがないさ」

怠け者のキリギリスさんは餓死してしまいましたとさ。

このね〜
「餓死」までするところがもの凄く、大事なんです! 私、改めてこの話読んで、ものすごく感銘を受けました。

今の日本って、あまりにもキリギリスがうるさくないです?
キリギリスが「餌をよこせ」「餌をよこせ」と言ってきません?
で、餌をもらいながら、当然のような顔をしている。

例えば、社会保障給付費。
年間、117兆円です。膨大な金額は、全て若者たちから搾取されています。搾取され過ぎて、若者たちは、未来に希望も持てなくなりつつあります。子供も産めません。

しかし、自分の健康を顧みず、タバコをふかしながら肺ガンになり、甘いものを好き放題食べて糖尿病になり、自堕落な生活をしながら風邪をひき……

そんな人間たちの社会保障給付費を……必死に健康を意識して生活している若者たちから搾取し続けています。
で、今の若者たちが老人になったころには年金なんて破たんしてることは確実の情勢。

喜ぶのは、そのキリギリスさんたちから票を入れてもらえる政治家たちのみ。

おかしくないか?
キリギリスは怠けてたんだから、死ぬのが筋のはず。
キリギリスが冬になって、アリさんの餌を当然のように持っていって食べまくってみ?
もう、アリさんも働かなくなっちまうぜ?

「アリとキリギリス」。今の日本のおかしなところを炙り出しているような気がしました。皆さんももう一度読んでみてください。

長谷川豊(Hasegawa Yutaka)