JR海浜幕張駅前で開催のパブリックビューイング

写真拡大 (全4枚)

 2020年の東京パラリンピックで4競技の会場となる千葉市は、市民にパラリンピックの魅力を理解してもらうためにリオデジャネイロ・パラリンピックが開幕した9月8日から閉幕する19日まで、市内でパブリックビューイングを行っている。190インチのLED大型画面を積載したビジョンカーを配置、迫力ある映像を流すほか、パネル展示やパラリンピアンが登場するさまざまなイベントを開催。

 12日午前は、JR海浜幕張駅前でパブリックビューイングを行い、市立打瀬小学校、市立美浜打瀬小学校の児童、約500人が車いすバスケットボールの日本チームに声援を送った。日本が得点する度に歓声がわき、通勤途上の大人たちも思わず足を止めて画面に見入った。千葉市は障がい者スポーツの普及振興に力を入れており、そのせいか競技に詳しい教師もいて、さりげなく子どもたちにプレーを解説。巧みに車いすを操作しながらシュートを決める選手に、子どもたちからは「すごいね」と驚きの声がもれた。

 打瀬小4年の吉崎舞さんは「車いすバスケットボールのことは詳しくないけど、選手の勝とうという気持ちが伝わってきた。みんなで応援するのも楽しかった」と笑顔で話し、同小5年の井上雄月君も「初めて車いすバスケを見たけど、大きな画面で見ると、すごく迫力があった」と興奮した面持ち。美浜打瀬小1年の昆晟也君は「ぼくはサッカーをしているけど、車いすバスケは難しそうだった。でも、みんなでテレビを見るのは楽しい」と、パブリックビューイングが気に入った様子。パブリックビューイングは毎日、市内で開催(詳細は同市のHPで)。

 JR海浜幕張駅南口では、17日(土)にロンドン・オリンピックのフェンシング、フルーレ男子団体銀メダリスト三宅諒さん、同じくロンドン・オリンピック、女子バレーボールで銅メダルに輝いた大友愛さん、千葉市に本拠を置く車いすバスケットボールの千葉ホークスの選手、それに同市の熊谷俊人市長らが参加してのトークショーが予定され、17日から19日までの3日間は車いすバスケットボールをはじめ、車いすラグビー、ゴールボール、シッティングバレーボールなどの競技体験会が行われる。

 一連のイベントを企画した同市オリンピック・パラリンピック室の塚越剛室長は「パブリックビューイングやイベントを市民に見てもらい、障がい者スポーツへの理解を深めてほしい。20年までの今後4年間、こうしたイベントを通じて障がい者スポーツの意義を理解した市民で、パラリンピック本番のスタンドを埋めたい」と狙いについて話した。