子や孫との旅費は、へそくりは…シニアのリアル

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あおぞら銀行は“敬老の日”を前にした9月12日、全国の55〜74歳の男女約2,000人を対象に実施した「シニアのリアル調査」の結果を発表した。

調査ではまず、国内・海外の旅行について「あなたが普段使う平均的な金額は?」と質問。その結果、海外旅行では「子供や孫との旅」の平均金額は496,300円(前年比23,600円増)、「一人旅」は204,100円(前年比4,600円減)、「夫婦だけの旅」は410,300円(前年比12,300円減)、「友人との旅」は212,700円(前年比8,800円減)となり、「子供や孫との旅」のみ増加した。

一方、国内旅行の費用は、「子供や孫との旅」は141,600円(前年比1,000円減)、「一人旅」は42,300円(前年比1,700円減)、「夫婦だけの旅」は93,400円(前年比9,700円減)、「友人との旅」は56,200円(前年比3,700円減)と、同伴者に限らず軒並み減少している。

次に、「あなたのお孫さんに就いて欲しい職業は?」を質問。その結果、1位は「公務員」(23.2%)、2位は「医師」(20.7%)、3位は「科学者・研究者・学芸員」(14.6%)となった。このベスト3は男性シニア・女性シニア共に全く同じランキングで、挙げられた割合も近似している。

続く4位は「裁判官・弁護士」(9.2%)、5位は「教員・教授」(9.1%)、6位は「公認会計士・弁理士・税理士」(8.2%)など、上位に挙がった職業から、孫の就職には安定性と専門性を重視している傾向が見られた。

一方で「あなたが生まれ変わったら就いてみたい職業」を聞いたところ、男性シニア・女性シニア共に「科学者・研究者・学芸員」(14.1%)が1位に。そして男性は2位「パイロット・キャビンアテンダント」(15%)、3位「医師」(14.6%)、4位「大工・職人」(13.1%)、女性は2位「芸術家」(12.3%)、3位「公務員・外交官」(10.9%)、4位「医師」(10.6%)と続いた。

さらに、「実際にしている『へそくり』額と理想の『へそくり』額は?」についても質問。「へそくり」があるのは男性の39.6%、女性の46.7%で、理想の「へそくり」額の平均は、男女全体327万円(前年比3万円減)と前年と比べ、ほぼ横ばいだった。男女で比較すると、男性232万円(前年比7万円増)、女性416万円(前年比12万円減)で、前年と比べ男性は微増、女性は10万円強減少する結果となっている。

また、現実の「へそくり」額の平均は、男女全体で100万円(前年比15万円増)と前年に比べ大きく増加。男女で比較すると、男性67万円(前年比9万円増)、女性132万円(前年比21万円増)で、男女ともに前年と比べ増加しており、一昨年、昨年に続き、女性は男性の約2倍の額になっている。

ちなみに、「へそくり」額は、理想も現実も「関東」(東京、神奈川、埼玉、千葉)より関西(大阪、兵庫、京都、奈良)のほうが多い。ただし、いずれの地域も「へそくり」額の理想と現実はかけ離れていることもわかった。

理想額では、関東324万円(前年比87万円減)、関西(大阪、兵庫、京都、奈良)390万円(前年比71万円増)となり、現実の額は、関東は93万円(前年比27万円減)、関西は139万円(前年比65万円増)という結果だった。