飲食店のおバカなバイト列伝…女性客をみんな食っちゃった!?

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 2〜3年前に問題になった「バカッター」。飲食店などのアルバイトが、ピザ生地を顔に貼り付けたり、冷蔵庫に寝そべったりした写真をTwitterに投稿するバカ行動が相次いだのだ。

 飲食店に取材すると、今でも「バイトのトンデモ行動」を嘆く声は多い。たしかに、私たちがお客として行った店で、「このバイトくん、大丈夫か…?」と思うことはあるのだが…。

◆元ホストを雇ったら

 ある焼き肉店オーナーは、先日お灸を据えたバイトの大学生の話をしてくれた。

「バーベキューやってる写真をFacebookで見たんだけど、やけにいい肉焼いてるから、あ! って思って冷蔵庫の肉を見たら松阪牛のロースがごっそりなくなっていた。翌日、『お前、松阪牛うまかったか!』って怒鳴ってやったら、直立して『ハイ! すいません! うまかったです!』って(苦笑)」

 こうした笑い話ならまだいいのだが、従業員のおかげで危機を迎えた店もある。カジュアルな割烹料理店を経営する男性に話を聞いた。

「自分の店を持ちたいから修業したいって言ってきた元ホストがいたの。料理の腕はまぁ、あんまりだったけど、やっぱり客あしらいが巧くて、すぐに人気者になったんだよ。でも、客の女性を片っ端からヤッちゃって、営業時間中にお客さん同士で大喧嘩。さすがにクビにしたよ」

 ちなみにケンカになったのは、50代の女性2人。どちらかをパトロンにして、店を出す資金を調達しようとしたのだとか。

◆根暗な大学生がお客さんのストーカーに

 また、北関東で居酒屋を経営する男性は、ウンザリした顔で話してくれた。

「知り合いから、ちょっとヤンチャだけど根はいいヤツだからって紹介されて雇った19歳の男のコがいたんです。でも、そいつの不良仲間が働いてるのを見に来てちょっかい出したり、酔ってほかのお客さんに絡むもんだから『もう呼ぶな』って言ったんですよ。そしたら逆ギレして店の中のものをぶっ壊して出てっちゃった」

 だが、おとなしいから安心できるとは限らない。都内でビアバーに勤務する女性に聞いた。

「暗くて真面目そうな大学生のコがいたんだけど、思い込みが激しくて大変だった。常連のことが好きになっちゃって、そのお客さんがほかの女性スタッフと話すと、横に立って睨みつけたり……。結局、そのお客さんのストーカーになっちゃって、最後はオーナーがお客さんに頭下げに行ってた」

◆常連に「援交」を持ちかけた女

「常連のお客さん相手に『ちょっと今月ピンチだから』って援交を持ちかけたバカ女がいた」と語ってくれたのは、都内でバーを営む男性。

 従業員やオーナーが頭を抱えるのは、こうした深刻なケースだけではない。ほかにも「漢字の読み書きができない」や「何度言ってもメニューを覚えない」など、おバカな従業員の話は枚挙に暇がない。

「普通の会社の面接じゃないんだからさ。飲食店のバイトの面接なんてたかだか10分くらいでしょ。そりゃバカかどうかなんてわかんないよ」

 と嘆くのは、都内で居酒屋を経営する男性だ。
 私たちが客として行った店で、たまにバイト店員さんのふるまいにイラッとするのも、無理もない話かもしれない。

―こんな店で食べたくない![飲食業界]の裏側【11】―