「#高見え」タグ人気は時代を反映している(インスタグラムより)

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 写真投稿アプリ「Instagram(インスタグラム)」では、「ハッシュタグ」を使って世界中の人が日々のファッションを投稿している。ハッシュタグとは、特定の話題に関連する投稿のみ閲覧できる「#」記号で、例えば「#ootd」(outfit of the day=今日のコーディネート)などは、ローラもよく使っていることで有名だ。

 ファッション系の投稿のなかで、最近話題を呼んでいるのが「#高見え」というハッシュタグ。ショッピングセンター「ルミネ」でも、公式インスタグラムで「#高見えコーデ」を投稿するよう呼びかける企画を行った。この「#高見え」タグがどうして注目を浴びているのか。アパレルに勤務している女性Aさん(29歳)は、こう分析する。

「最近は、『ユニクロ』『GAP』『ZARA』『無印良品』などのプチプラ(プチプライス)ファッションが注目されています。昔は、安価なファストファッションは『ダサい』、というイメージもありましたが、最近では『#全身ユニクロコーデ』や『#ユニ女』などのハッシュタグも目立つようになりました。

『#高見え』のハッシュタグは、ハイブランドを着なくても、コーデ次第では十分におしゃれにハイファッションに見せられるよ、という意味。最近のトレンドが反映されているのではないでしょうか」(Aさん)

 また、インスタグラムに日々の「ママファッション」を投稿しているという主婦Bさん(33歳)も、「#高見え」のハッシュタグを使っている一人だ。

「インスタをはじめてから、ファッションを投稿するママ友がたくさんできました。子育てはお金がかかるので、ママたちは自分のファッションにそこまでお金をかけられません。そこで、『しまむら』や『ユニクロ』などのファストファッションでも安っぽく見せない、『#高見え』コーデ術が話題になるのは納得です。

 もちろん主婦だけでなく、今どきの女子は『プチプラをいかに上手に着こなすか』という情報を共有しあっていると思います。やっぱり服にコストをかけられない時代の鏡なんじゃないかなと感じますね」(Bさん)

 ファストファッションや低価格帯のブランドを、いかにうまく着こなすか。そうした女性たちのトレンドを反映しているのが、「#高見え」コーデの人気なのかもしれない。