「暮しの手帖」花森安治の表紙画 1世紀42号 3万2400円大日本印刷の高精細出力技術「プリモアート」製。写真のほか、「とと姉ちゃん」のポスターにも使われた「創刊号」、「2世紀19号」の表紙画もある。天然木の額縁は縦50.9×横39.4cm、重さは約1218g。原画は世田谷美術館所蔵(撮影/写真部・松永卓也)

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 贈り物として、自分自身を“大人”として演出するものとして、知っておきたい“粋”な一品。今回は、雑誌『暮しの手帖』の「花森安治の表紙画 1世紀42号」を紹介する。

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 NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の人気もあって、戦後まもなく発刊された雑誌「暮しの手帖」が再注目されている。

 生活のヒントが詰まった内容に加えて雑誌を印象づけてきたのが、初代編集長・花森安治が創刊号から手がけた表紙画だ。家具や食卓など日常の風景を、美しく彩り豊かに切り取っている。その絵をアートとして楽しめるよう、高精度に再現した複製画を額装したのが本品だ。

 赤い背景にオイルパステルで描かれたイスが踊るように並ぶデザインは、時代を超えても色あせない。飾る空間をなごませ、見る人の心を豊かにしてくれる。

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週刊朝日 2016年9月16日号