中国では近ごろ、2015年にスウェーデン人の観光客が中国高速鉄道の車窓テーブルの上に硬貨を立たせたまま撮影した動画が話題となっている。その動画は、走行中の高速鉄道の車内で硬貨が倒れることなく立ち続けている様子を撮影したものだ。(イメージ写真提供:(C)Xie Fei/123RF.COM)

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 中国では近ごろ、2015年にスウェーデン人の観光客が中国高速鉄道の車窓テーブルの上に硬貨を立たせたまま撮影した動画が話題となっている。その動画は、走行中の高速鉄道の車内で硬貨が倒れることなく立ち続けている様子を撮影したものだ。

 中国メディアの中華鉄道網はこのほど、走行中の車内でも硬貨が立ち続けられるほど安定している中国高速鉄道から「匠の精神」を見たと伝える記事を掲載した。

 記事は、スウェーデン人が撮影した動画は中国国内のみならず、国外でも大きな話題となったと紹介。さらに、中国政府が高速鉄道の発展を重視し、「国外から技術を導入し、消化吸収したうえで革新を加えた中国高速鉄道」は実際に大きな発展を遂げたと主張。走行中の車内でも硬貨が立ち続けるという事実は、中国高速鉄道の安定性が世界最先端の水準に達していることを示すものだと主張した。

 一方、中国高速鉄道がすべての点で世界最先端の水準かと言われれば、「決してそうではなく、新幹線に比べるとまだ差があるのは事実」と指摘。だが、中国高速鉄道の1つ1つの技術と革新はすべて「匠の精神」に紐付いた成果であると主張したうえで、走行中の社内でも硬貨が立ち続ける中国高速鉄道の技術は「少なくとも成熟している」と言えるはずと論じた。

 スウェーデン人が撮影した動画が話題となったことで、中国では同じように高速鉄道の車内で硬貨を立たせる試みを行う人が続出した。中国ネット上ではこうした試みを撮影した動画がアップロードされており、それを見る限りは確かに中国高速鉄道の車内は揺れが少なく、硬貨を立てる試みもみな成功しているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Xie Fei/123RF.COM)