8日、韓国メディアによると、韓国で「投身自殺が最も多い橋」として知られてしまったソウル・麻浦大橋で、投身を物理的に防ぐ対策が取られる。写真はソウル・漢江。

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2016年9月8日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国で「投身自殺が最も多い橋」として知られてしまったソウル・麻浦大橋で、投身を物理的に防ぐ対策が取られる。

ソウル市は8日、漢江に架かる2.16キロの麻浦大橋について、現在高さ1.5メートルの欄干を1メートル高くする方針を明らかにした。今年12月の完工を目標としている。

市は13〜15年、サムスン生命の協賛を得て「命の橋」キャンペーンを実施した。橋からの投身自殺を減らすための取り組みで、欄干には「独りじゃないよ」など慰めのメッセージが掲示され、人が近づくと自動でライトを照らすセンサーも設置された。しかしこのキャンペーンが注目を浴びたことでむしろ「自殺の名所」としての知名度が上がり、麻浦大橋で自殺を図る人が逆に増えるという皮肉な結果となっていた。

市民からの公募案を基に新たに設置される2.5メートル高の欄干は上部が内側にカーブした形状で、上ったり乗り越えたりするのが難しい。また手すりにはそろばんの玉状の「ローラー」が付けられ、つかむとくるくると回る仕組みだという。市では、麻浦大橋での欄干の設置効果をみて、他の橋にも設置を検討する計画だ。

報道を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「アクリル板の透明なトンネルで覆ってしまえ。ヘル朝鮮(地獄のような韓国)の自殺防止策にはそれがベストだ」
「そうしたら他の橋が自殺の名所に代わるだけ。こんなことする前に、なぜ自殺という道を選ぶのか根本的な問題を解決すべきだ」
「公務員的な考え方だな」

「欄干を10メートルにしたって、死にたい人は何とかして死ぬものだよ」
「それより電気柵でも設置したら?」
「生きるのを諦めさせておいて死ぬこともできなくするなんて、いったいどうしたらいいんだ?」

「修学旅行で事故が起こったから修学旅行自体を禁止するみたいな、おかしなやり方をまたやってるね」
「死ぬ瞬間くらい、好きな場所でやりたいようにさせてあげようよ」
「今度は欄干で首をつる人が出る」(翻訳・編集/吉金)