7日、下痢や腹痛を引き起こすとして食用での流通が禁止されている深海魚・オイルフィッシュ(バラムツ)が、韓国で高級白身魚のメロとして大量に流通していたことが判明した。写真はソウルの広蔵市場。

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2016年9月7日、韓国・MBCなどによると、下痢や腹痛を引き起こすとして食用での流通が禁止されている深海魚・オイルフィッシュ(バラムツ)が、韓国で高級白身魚のメロとして大量に流通していたことが判明した。

釜山警察庁は7日、食品衛生法違反容疑で52歳のチョンを拘束、チョンからオイルフィッシュの納入を受けメロとして販売していた飲食店代表のキム(59)ら19人を在宅で立件したと明らかにした。チョンは12年3月から15年12月まで、8800万ウォン(約820万円)相当のオイルフィッシュの身など22トンを焼き魚用に加工し、国内7カ所の卸売・小売業者と12の飲食店に販売した疑いが持たれている。22トンは約22万人の口に入る量だという。

オイルフィッシュは名前の通り体内に油脂成分を多く含み、そのほとんどが人体で消化できないワックスエステルでできている。下痢や腹痛の原因となることから、日本では1970年に、韓国では12年から食用での流通が禁止されていた。一方のメロは成人病予防に効果があると人気の高級魚、価格はオイルフィッシュの6倍ほどになる。チョンは、オイルフィッシュの身を焼くとメロの味と似ており、一般消費者の目では区別ができない点を悪用していた。

これについて韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「3日前にメロを食べ、その後トイレに出たり入ったりを繰り返していたところでこんなニュースを見るとは…」
「何年か前にも見たような記事だが、なぜこうも変わらないのか」
「処罰がぬるいからこういうことが繰り返し起こる」

「日本で何十年も前に食用禁止にしたものを、韓国はたった4年前まで食べていたのか。すごいな、韓国」
「中国のことを言えないね。こういうのはアジア民族の特徴みたいだ」
「結婚式場のビュッフェのメロ焼きはオイルフィッシュってことか」
「食べ物で悪さをするやつは、中国のように厳罰に処すべきだ」

「いつの話だよ?僕らが食べるメロのほとんどがオイルフィッシュだというのは現代人が知っておくべき常識だよ」
「お金がなくてメロなんて食べられないことがむしろよかった。オキシーの加湿器消毒剤も一時期買おうかと迷ってたけど、お金がなくて買えなかった。貧しいのもこういう時は得だな」(翻訳・編集/吉金)