10日、悪性リンパ腫のため26歳の若さで亡くなった女優が、当初の治療を伝統的な中医学に頼っていたことが「命を縮めた」と話題に。西洋医学と中医学のどちらがより効果的な治療法なのか、論争が巻き起こっている。

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2016年9月10日、悪性リンパ腫のため26歳の若さで亡くなった女優が、当初の治療を伝統的な中医学に頼っていたことが「命を縮めた」と話題に。西洋医学と中医学のどちらがより効果的な治療法なのか、論争が巻き起こっている。新京報が伝えた。

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数々のドラマに出演していた若手女優のシュー・ティン(徐[女亭])が今月7日、悪性リンパ腫のため北京市内の病院で亡くなった。シュー・ティンは発病後、抗がん剤治療を拒否し、しばらくの間は中医学に頼っていたことが明らかに。カッピングや鍼灸、または背中や指先から血を抜くといった方法で、その痛みに悶絶する様子を撮った写真がネット上に登場。ネットユーザーたちを仰天させ、怖がらせている。

シュー・ティンは亡くなる2カ月前まで中医学に頼っていたが、効果が見られないため抗がん剤治療に切り替えた。しかし、最も投薬効果の高い時期を逃していたため、結局は中医学を妄信したことが「命を縮めた」と話題に。中国では病気の治療法として中医学が根強い人気を持っているが、西洋医学と中医学のどちらを信用すべきか、若手女優の早すぎる死が論争が巻き起こすことになった。

中医学を支持する人は、医療現場でのミスの多さ、不当な医療費請求などを理由に西洋医学を否定する場合が多い。昨年度、中国の聴覚障害者2057万人のうち、その70%が抗生剤を大量摂取したことが原因だと報告されている。こういった医療ミスの度重なる報告が、ますます人々を西洋医学から遠ざけている。

慢性的な病気や体質改善に高い効果を発揮するとされるのが中医学だが、西洋医学と中医学は優劣をつけられるものではなく、記事では「病気の種類に合わせて病院と治療法を選ぶのが大切だ」と結んでいる。(翻訳・編集/Mathilda)