女子大生なのに「制服」ディズニー?ゆとり世代ならではの理由とは

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近年、「なんちゃって制服」でディズニーランドを訪れる女子大学生が急増しています。ある大学サークルのホームページには、「制服ディズニー」がひとつの年中行事として書かれているほど。

アイドルグループ・AKB48のメンバーや、海外でも大人気のきゃりーぱみゅぱみゅも「制服ディズニ―」を満喫している様子がブログに掲載され、話題となっていましたよね。

しかし、すでに高校を卒業しているはずの彼女たちが、なぜ今このタイミングで「制服ディズニー」にハマっているのでしょうか?都内に住む女子大生の意見を集めてみました。

■おそろいの制服=安心感

「みんなでおそろいの格好をしてディズニーに行くと、一体感が高まる。仲良し感が出ていい」(21歳/女性)

「せっかくディズニーに行くのに、バラバラの服装だと寂しい。事前にLINEのグループで話し合って、どんな制服で行くのか決めています」(21歳/女性)

「おそろいの服装だとなんか安心するし、思い出にもなるから」(20歳/女性)

まず目立ったのは、ゆとり世代の王道の意見「みんなと一緒がいい」ですね。ゆとり世代は、周囲との和を大事にする傾向があります。

ディズニーに行くにしても、みんなでバラバラではなく同じ服装をすることで、友人との仲を深めているのでしょう。最近トレンドになった「双子コーデ」にも通じるところがあるのではないでしょうか。

■SNSのネタになる

「制服ディズニ―は良くも悪くもネタになるんですよ。写真をSNSに挙げると、「かわいいね」「似合ってる」と言ってくれる人もいるし、中には「年齢考えろ」というコメントも……(笑)」(22歳/女性)

「おそろいの制服を着ていると、集合写真がにぎやかな感じがするんです。そのせいか、Facebookの『いいね』が増えるので嬉しいです」(21歳/女性)

「インスタで写真がたくさん並んで表示されても、制服ディズニーの写真は目立つから『いいね!』が多いような気がします」(21歳/女性)

「制服ディズニー」をする大学生は、本気で高校生のフリをしたいわけではないということが判明しました!FacebookやInstagramなどのSNSに写真を投稿して、盛り上げるためのネタとして考えているようです。

ある人は大量「いいね」狙いで、ある人はウケ狙いで……ふだんのキャラによって投稿の内容は違うようですが、単にディズニーで楽しむだけでなく、第三者とシェアすることがその先にあるようです。

■楽にかわいく写れる

Young friends laughing and taking selfie

「制服を着ていると、なぜか写真写りがいい気がするので……着られるうちは着ておこうかなと(笑)」(20歳/女性)

「私服みたいに組み合わせを考えなくていいから楽。その上ウケもいいから、真冬と真夏以外は制服で行ってます」(21歳/女性)

私服のセンスに自信がない女子でも、制服ならある程度の組み合わせが決まっているので楽だという意見もありました。最近ではかわいい制服もいろいろなショップで安く売られているので、出身校の制服がダサくても問題ないようです。

制服のおかげなのかは分かりませんが、いつもしない格好をすることでかわいく見せられるのかもしれませんね。

■制服への名残惜しさ

「非日常な空間に、非日常な恰好をしていくことで気持ちを高めています。ディズニーランド内なら、他にも多くの人がやっているので『許されるだろう』という気持ちがあります」(23歳/女性)

「もう普段の生活で制服は着れないので、ディズニーランドで制服を楽しんでいます。制服だと高校生に戻ったように感じて疲れも感じません(笑)」(21歳/女性)

「今なら、校則で禁止されていた茶髪やスカート丈で制服を着られる。本当にしたかった姿で歩けるのは、ディズニーの中ぐらいなので」(21歳/女性)

まさに「無くなってからありがたみを知る」ということなのでしょうか。高校生のときは制服を着ることが当たり前だったのに、急に着られなくなってしまう「名残惜しさ」が制服ディズニーの人気につながっているのかもしれませんね。

■「みんな一緒」だから恥ずかしくない!

筆者もよくディズニーランドに行きますが、ここ最近は明らかに高校生ではない制服集団を多く目にするようになり、「恥ずかしくないのか!?」と疑問に思っていました。

ですが、彼らにとって高校生に見えるかどうかは重要なことではありませんでした。制服ディズニーでは、自分たちがいかに楽しみ、SNSのネタになるかということが大切だったようです。