テニスの4大大会の一つ、全米オープンは現地時間9日、男子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング7位で第6シードの錦織圭(26)は、同3位で第3シードのスタン・バブリンカ(31=スイス)に6-4、5-7、4-6、2-6で敗れ、2年ぶりの決勝進出はならなかった。

 男子プロテニス協会(ATP)によると、錦織はバブリンカのバックハンド側を深く攻めるなどして、第1セットを先取。第2セットも第1ゲームを早々にブレークしてリードしたが、第4ゲームでブレークを許す。その後は両者がサービスゲームをキープする展開が続いたが、第12ゲームをブレークされ、第2セットを失った。

 第3セットはバブリンカが第4ゲームで先にブレーク。錦織も第7ゲームでブレークバックしたが、雨で開閉式の屋根を閉じる中断を経て、徐々に疲れを見せる。サーブの球速が落ちて、アンフォーストエラーも増え、第10ゲームをブレークされて、このセットを落とした。

 第4セットは開始からバブリンカが10連続でポイントし、錦織は第2ゲームを1ポイントも取れずブレークされた。第5ゲームでようやくブレークバックするが、第6ゲームですぐに取り返され、第7、8ゲームも落とした。これによって、セットカウント1-3で錦織が敗れた。

 錦織は試合後「明らかに疲労していた」「終わりの2セットが本当にタフだった。彼(バブリンカ)は第2セットからよくなってきたと思う。第1セットはミスが多く、自分も良いテニスができたが、彼が変わって、プレーがよくなり始めた」「彼はダウンザラインに角度をつけたバックハンドを少し増やした。それがとてもうまくいったのだと思う。僕は短くたたきすぎて、十分なファーストサービスが打てなかった。彼がトップ5に長くいる理由がある。彼は今日良いテニスをした」とコメントしている。

 錦織は2014年の全米オープンで初めて決勝に進出し、マリン・チリッチ(クロアチア)に敗れて惜しくも準優勝となった。2015年は1回戦で敗退した。

 男子シングルス準決勝のもう1試合は、世界ランキング1位で前年覇者のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が、同12位のガエル・モンフィス(30=フランス)を6-3、6-2、3-6、6-2で破り、決勝に進出した。

 全米オープンは、賞金総額が4,630万3,400ドル(約47億7000万円)、サーフェースはハードコート。