「旅をしたい」「自分の殻を破りたい」。そう語る若者はたくさんいますが、21歳のテイラー・グリーソンは、並々ならぬ努力でそれを体現した旅人のひとりです。彼の旅の手段は、いたってシンプル。大学在学中、世界中にコネクションをつくり、その交友関係をうまく使いながら、お金と時間に限りはあれど、2年間でなんと50ヶ国を回ったと言います。

旅するためには、努力を惜しまない。

米・カリフォルニア州で育った彼が初めて海外へ行ったのは、家族旅行でのメキシコでした。でも彼の人生を大きく決定づけたのは、16歳のときに修学旅行で行ったイタリアでの経験だったそうです。そこで旅の面白さにどっぷりとハマったのでした。

驚くべきは、その後の彼の行動。猛勉強の末、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を2年で卒業し、その間もたくさんの国を訪れました。しかし彼は、ただ多くの国を旅しただけではありません。

旅先で多くの友人を作り、また次の旅の足がかりとしたのです。彼は旅を実現するためにどんな努力も惜しまず、勉強し、計画を立て、コネクションを作りました。旅は彼の人生そのものなのです。

彼の鮮やかな冒険が記録されているInstagramには6万5千人を越えるフォロワーがいますが、彼もまた28万人ものフォローをしています。これこそが彼の努力の結果であり、財産なのです。

「死ぬ前にやっておきたかったことは、
もうほとんどできている」

エジプトでピラミッドに登ったり。

ベルリンではハロウィンパーティに参加。

こちらは中国の成都でパンダと。

オーストラリアのエアーズロック。

もちろん東京も。

最近ではオリンピックのあったリオも訪れています。

「苦しいことや、哀しい思い出もあったよ」

テロ事件のあとにはパリも訪問。

タイのパーティでは強盗に遭い、所持品をすべて奪われ、危うく命を落とすところだったことも。

「この経験を生かして
仕事をする準備ができているんだ」

グリーソンは、これらの旅を通して、自分自身の成長を実感しているそうです。「BUSINESS INSIDER」のインタビューによれば、

「僕が経験したことや、見てきた文化、出会った人々、良かったこと、悪かったこと、全部が今に繋がっているんだ。僕はこの年でこんなに楽しい体験ができたことに感謝しているよ」

さらに彼は、こう続けます。

「僕はいつも、何か新しいことにトライすべきだと思っているんだ。なにもしないなんて、もったいないよ。僕は自分自身の物語を綴っているつもりだよ。望むところはどこへだって行くさ」

21歳の彼のテーマは「常に行動的であり続けたい」ということ。死を感じさせるような恐ろしい経験も含めて、旅の素晴らしさを知ってしまった彼は、これからも世界中を旅し続けることでしょう。

Licensed material used with permission by W. Taylor Anthony
Reference:BUSINESS INSIDER