キヤノンの『PowerShot  SX720HS』(実勢価格約3万7550円)

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 スマホカメラの進化によりもはやデジカメは不要という風潮だが、デジカメには美しいズームや防水・防塵のタフ設計などスマホにはない魅力がある。軽量なコンパクトカメラなら、持ち運びも苦にならない。

 高画質なズームにこだわったのはキヤノンの『PowerShot  SX720HS』。約35.7mmという従来機とほぼ同じ薄型ながら、離れた場所の被写体を大きく引き寄せて撮影できる光学40倍ズームが可能に。また、「プログレッシブファインズーム」を使えばさらに被写体に迫り、80倍まできれいに撮れる。これなら、子供の運動会や学芸会など被写体に近づいて撮影できない時も問題ない。

 ズーム中に被写体を見失わないための「フレーミングアシスト(探索)」も使い勝手がいい。本体左側面の専用ボタンを押すと、ズーム範囲を記憶した状態でズームアウトして被写体を捉え直せたり、被写体の顔を自動で認識してズームイン・アウトを繰り返して常に一定の大きさで写せたりと、ズーム撮影中のシャッターチャンスを逃しにくい、撮影下手には心強いサポート機能だ。

 一方、アウトドアシーンでの活躍を想定したのがオリンパスの『STYLUS  TG-870Tough』。水深15mまで撮影可能な防水をはじめ、砂ボコリに強い防塵に高さ2.1mからの耐落下衝撃。また、耐荷重と耐低温にも対応したタフ性能を持つ。

 スマホの防水や衝撃対策には限界があるが、これなら紅葉狩りやキャンプなどのアウトドアでも気軽に使えるので、子供に持たせやすい。

 コンパクトカメラとしては珍しい超広角21mmからの光学5倍ズームレンズを搭載しており、広大な風景や後ろに下がれないシーンでの撮影でも活躍する。

 モニターは180度回転式。モニターを上向きにして「自撮りモード」を起動させれば、カメラを持っている人に焦点が合うように自動制御され、モニターにセルフタイマーのカウントダウンが表示される。

 また、超広角レンズで発生しやすい、画像周辺の歪みを自動補正するので、失敗なしのベストショットが撮れる。最近はスマホの自撮り棒の使用が禁止されている場所が多いが、超広角撮影ができるコンパクトカメラを持って行けば安心だ。

※女性セブン2016年9月22日号