「ファッション誌『GQ』が選定!16-17最もイケてるユニフォーム24着」

写真拡大

欧州主要リーグも開幕して1か月ほどが経過し、本格的なシーズン到来となった。そんななか、ファッション誌『GQフランス』が恒例の「今季最も美しいユニフォーム」を発表していた。

いつものように下位は酷評気味であるが、昨季とは違いマイナーブランドもピックアップされており本気度が増している印象だ。

24位 ヴォルフスブルク(ホーム/NIKE)

2009年のブンデス王者は、いつものようにメッチャ緑だ。だがこの青りんご色は好きではない。

23位 ドルトムント(ホーム/Puma)

我々はこのクラブ、このスタジアム、このサポーター、選手たちが大好きだ。だが、このユニフォームはダメだ。時に黒のストライプ(と中のピンストライプ?)が。

22位 スポルティング・リスボン(アウェイ/Macron)

(身頃に透かしで入れられている)ライオンの頭がこの黒のユニフォームにおいて、いいのか悪いのかは最後まで迷ったが…。

21位 ポルト(サード/New Balance)

1984年のUEFAカップウィナーズカップでユヴェントスと対峙した際、ポルトは黄×青のユニフォームを着用していた(1-2で敗戦)。そして、今季の彼らも同じカラーを着る。残念なことに、あまりよくない。特に黄色のギザギザが。

20位 ナポリ(ホーム/Kappa)

率直なところ、今年のナポリのユニフォームは平均的であり、味気ない。

19位 フィオレンティーナ(ホーム/le coq sportif)

『ル・コック』製の今季ユニはかなり落ち着いている(ダークな色合い)。左袖にはユリの花もあるが、でもいい。

18位 アヤックス(アウェイ/adidas)

毎年、アヤックスは驚愕の(アウェイ)ユニで我々をびびらせてくれる。黒に青という今年もその例外ではない。

17位 ノリッジ(サード/Erreà)

ロンドンの北東に位置するノリッジのリーダーたちはおかしくなってしまったのだろうか?

そうだ、このユニフォームは奇怪な緑と黄色の模様で埋め尽くされている。いや実際は、プレミアリーグ初年度を戦ったユニフォームへのトリビュートだ。1992-93シーズン、ノリッジは3位になっている。

16位 ミラン(ホーム/adidas)

一見だけするといい感じのミランのユニフォーム。だが、脇から下は大惨事だ。

スリーストライプがサイドに配置されているうえ、身頃の下にかけて赤のストライプが不規則になっている。パンツにINすれば、(その部分が隠れ)よりマシになるだろう。

15位 マンチェスター・ユナイテッド(ホーム/adidas)

(中央部分が)パズルのようになっている今年のレッドデビルズのユニフォームはあまりよくない。幸いなことに、我々はこれを今季のチャンピオンズリーグのピッチで見ることはない。モウリーニョのチームはELを戦わなければならないからだ。

(なお、2トーンになっている理由はユナイテッドの前身であるニュートンヒース・ランカシャー&ヨークシャー・レイルウェイズが1878年に採用したカラーを復刻したため)

14位 マンチェスター・シティ(ホーム/NIKE)

フランス、イングランド、ポルトガルなどEURO出場国と同じテンプレートだ。ダサいに近い。

13位 レスター(ホーム/Puma)

昨季のプレミアリーグ優勝は誰にとっても驚きだった。(今季のユニは)完全なる青で落ち着いた面持。だが、長さと幅の異なる透かしのストライプはそれを少し損なうものだ。

12位 トリノ(ホーム・アウェイ・サード/Kappa)

ユヴェントスのライバルでありトリノは、クラブロゴにも描かれており、愛称にもなっている「雄牛」への愛を高らかに宣言している。ホームとサードユニの身頃にその姿が鎮座している。

11位 アーセナル(ホーム/Puma)

昨季のホームよりはいい。だが、Vネックの首元から下に流れる中央の一本線が必要だったのかは疑問だ。

10位 チェルシー(ホーム/adidas)

今季のブルーズのユニフォームには、クラブのシンボルであるライオンのパターンが散りばめられている。これはいい。残り(アウェイやサード?)はよりクラシックだ。

9位 バルセロナ(アウェイ/NIKE)

マンチェスター・シティやPSG同様に、これもEUROでお披露目されたNIKE勢のテンプレートと同じものだ。紫のボディにNIKEのロゴと首回りのピンクはむしろフィットしている。

8位 レアル・マドリー(アウェイ/adidas)

この色はバルセロナよりもマドリーにとってふさわしい。紫というカラーはメレンゲスの歴史の一部だ。よって、このクラシコではマドリーに軍配が上がる。

7位 インテル(ホーム/NIKE)

昨季のランキングでは1位だったインテルだが、今季は下落(同企画で2連覇中だったのだが…)。

ユニフォームが全体的に丸みを帯びている(肩のラインとか?)せいだ。そして、他のクラブが這い上がったせいでもある。

6位 アトレティコ・マドリー(アウェイ/NIKE)

シンプルかつ人目を引くアウェイユニフォームに仕上がっている。安心してくれ!グリーズマンは長袖を着る権利があるだろう。

5位 ローマ(ホーム/NIKE)

赤と黄の組み合わせであるローマのホームユニはいつもいいランクに付けている。シャドーのボーダーが実は斜めにもなっていることも要チェック。

4位 ユヴェントス(アウェイ/adidas)

今季やってきたゴンサロ・イグアインはナポリの色である青のアウェイユニを着てプレーするのはよりハッピーだろう。ツートンの青、スリーストライプ、白黒のパイピングがエレガントにマッチしている。

3位 デポルティーボ・ラ・コルーニャ(サード/Lotto)

Lottoが手掛けたこのグレーのユニフォームは素晴らしく、今季の美しいサプライズだ。創設110周年を迎えたデポルを祝うべく、イタリアのブランドであるLottoは創設当初のカラーリングを採用した。だからグレーなのだ。

2位 バイエルン・ミュンヘン(ホーム/adidasd)

ポロネック、ツーボタン、素晴らしいシャドーボーダー、煌めく赤、サイドに入った白のスリーストライプ、そして袖口の白…。ブンデス4連覇中のバイエルンのこのユニフォームはほぼ完璧だ。

1位 リヴァプール(アウェイ/New Balance)

我々のなかにはリヴァプールのホームユニをNo.1にしたがった者もいた。彼らは決して間違ってはいない。

だが、この黒のアウェイが至高だと認めてくれ。赤も決して忘れられておらず、サイドに4つの切れ込みが入っている。

裾には1959〜74年にチームを率いたビル・シャンクリーの名言、「Liverpool was made for me and I was made for Liverpool(リヴァプールは私のために、私はリヴァプールのために)」という文言も。