全身が湿疹だらけ!誰にでも起こる“薬疹”の恐怖

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 “薬疹(やくしん)”という言葉を聞いたことがありますか? 聞き覚えがなくても、実は、病院や薬局などで必ず聞かれているんです。「お薬によるアレルギーはありますか?」と。

 そう、薬疹とは、内服薬や注射などにより体内に入った薬でアレルギーが生じ、皮膚にさまざまな疾患が現れる病気のことです。

 実は筆者は最近この薬疹にかかってしまい、非常に苦しい夏を過ごす羽目に陥りました。意外と身近に潜んでいる薬疹の危険性についてレポートしていこうと思います。

◆乙女の肌が湿疹だらけで失神寸前

 事の発端は私が入院(大した病気・手術ではありませんがその内容はコチラ)したときに処方された薬。なんのためらいもなく服用していたのですが、これがアレルギー反応を起こし、全身に湿疹を発症させたのです。

 服用して約1カ月後。ある日突然、ヒジだけに湿疹が現れました。これが時間を追うごとにかゆみも伴って全身に出現……顔と局部以外がブツブツだらけという乙女にとって悲劇的な状態に。

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 かゆみで一睡もできず、翌朝、近所の皮膚科へ出かけました。そこでマック鈴木似のチャラそうな医者が下した診断は……

「蕁麻疹(じんましん)ですねぇ」

 耳を疑いました。かゆみや発疹量が尋常じゃなかったからです。後でそれが誤診だとわかるのですが、薬疹は決してメジャーなものではないので診断が難しいのだそう。

 もちろん、その医院で処方された薬を飲んで塗布してもまったく効かず、かゆみも止まらず、結局深夜耐えきれなくなったので救急病院のお世話になる始末。私の思考回路が湿疹による不安で支配されていました。「このまま治らなかったらどうしよう……」

 救急病院の医者の勧めもあって翌朝、1カ月前に入院した病院へ行くことに。ここなら自分の体の最新データがあると判断したからです。私は耳鼻科にかかっていたのですが、皮膚科を紹介してもらって受診。そこでタンポポ・川村似の女医はニンマリしながらひと言。

「あ、薬疹ですね」

 すぐに血液検査をして以前のデータと比べ、おそらく、退院時に処方された薬が原因ではないかとのこと。そう、薬疹は原因を断定はできないものなのです。川村似の女医はなぜか終始ニマニマと微笑んでいたのですが、「やっと、やっとこの皮膚が治る!」という喜びと感謝から、そのニマニマがアルカイック・スマイルに、診察室のライトが後光に見えました……。

◆まさかの副作用で二次被害ってどんだけ

 薬疹で処方された薬は「プレドニゾロン錠 タケダ(5mg)」。マメに通院して量を調整しながら2週間ほど服用して、徐々に湿疹は引いていきました。とはいえ、皮膚が元の状態に戻るまでは肌のターンオーバーが完了する初秋までかかるそうです。頑張れ自分、フレフレ自分。

 しかし、災難はこれで終わりじゃありませんでした。次の事件は服用中にぼっ発。気がつくと異常なくらい寝つきが悪いのです。ベッドに入っても2時間近く眠ることができないのはザラ、やっと寝ても早朝5時には起床。睡眠が正しくないとすべては狂い出し、面白いことを考えて世の中へ送り出す仕事をしているのにまったく何も浮かばない。でも寝れない。もうなんだかナチュラルハイのような日々。

 ひょっとして……、と思い服用中の薬についてネットで調べると、副作用は今自分に起きている状態そのまま、さらに「現実と離れた幸福感」と書かれているではありませんか。もう絶句。ただ結論から言うと、それほど強めの薬を飲まないと治る見込みのなかった、ひどい薬疹だったのです。ゴーン。

 結局、追加で睡眠薬のお世話になり、生理のペースさえも狂いました。薬疹を治すための薬でまさかの副作用に引っかかるとは厄年か。