日曜夜が憂鬱!「サザエさん症候群」にならないための“理想的な休日の過ごし方”

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「明日、仕事行くのつらいなぁ……」“月曜病”、“サザエさん症候群”、“ブルーマンデー症候群”など、多様に表現される、あの日曜夜のどんよりした気持ち。

翌日から始まる仕事のプレッシャーやストレスから、つい気持ちが下り坂になってしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、そのどんよりとした気持ちも、休日の過ごし方を変えるだけで軽減させることができるんです。そこで今回は心理カウンセラーの筆者が、休日の夜に憂鬱にならないための理想的な休日の過ごし方についてお教えします。

■起床時間はいつも通りに

お休みだからといって、いつまでも寝ているのはよくありません。睡眠のリズムが普段と変わってしまうと、平日と休日のオン・オフの切り替えができにくくなり、体内時計が狂ってしまいます。その結果、歪みを月曜日の朝に修正しなければならないことになるのです。

そうならないためにも、普段の生活リズムを休日もできるだけキープするように心掛けましょう。

■スポーツなどで積極的に身体を動かす

仕事で疲れているからといって、家で一日中ダラダラ、ゴロゴロするのはNG。積極的に外に出て運動をしましょう。実は、運動をすることで逆に身体の疲労が回復すると言われていて、憂鬱な気持ちや精神疲労までも回復させる効果があるとされています。

運動をしてメンタルコンディションを整えて日曜日を終えれば、月曜日を前向きな気持ちで迎えられます。

■夜はなるべく一人で過ごさない

「明日は仕事かぁ」と気が滅入るのはだいたい夜。そんなときに1人で「辛いなぁ」「嫌だなぁ」と悶々としていては余計しんどくなるだけです。

夜は家族や恋人など、リラックスできる人と一緒に過ごし、楽しく会話をするようにしましょう。独り暮らしの方は、実家や友人に電話をして話をするのもおすすめです。

■思いきって開き直ってみる

月曜日を憂鬱に感じているのはあなただけではありません。世界中のどこにいたって日曜日の次には月曜日がきますし、それを憂鬱に感じている人は世界中にたくさんいるはずです。なにも自分だけが特別ではないのです。そんな風に思いきって開き直ってみるのも前向きになるきっかけになります。月曜日に向けて身構えた緊張がとけ、気持もきっと軽くなるでしょう。

いかがでしたか? “明日は明日の風が吹く”ではありませんが、まだ来てもいない未来についてあれこれ考えてみても結果は変わりません。考えすぎずに上記の方法を実践していただき、新たな気持ちで月曜日を迎えてくださいね。

【筆者略歴】

大間秀章・・・心理カウンセラー&コラムニスト。企業や大学を対象に専任カウンセラーとして従事する傍ら、執筆活動も行う。専門分野は人間関係、恋愛、キャリア、メンタルヘルス、人生論など。Twitter

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※ Kaspars Grinvalds / Shutterstock