2016年9月1日放送の広島ホームテレビ「Jステーション」では、JR西日本が利用者減少などを理由に、三江線の廃止を正式に表明したことを放送しました。

三江線は、三次駅(広島県)と江津駅(島根県)を結ぶ路線です。JR西日本の米子支社長は、利用者の減少や、小規模な移動が多く地域のニーズに合致しないことなどを理由に、三江線の全線廃止を表明しました。

「三セク」転換には大きな壁

三次駅に停車する三江線(tosimisiさん撮影、flickrより)

JR側はこれまでの検討で、第三セクターで存続させても、車両基地などで初期費用が30から40億円、年間最大で約8億5000万円の負担が生じるとして、路線バスへの転換案を説明していました。自治体側は、巨額な負担を前にして、廃止を受け入れざるを得なくなった形だといいます。

三江線の利用者からは、「病院、買い物、全部これでないと行けない。今は自動車に乗れないのでないと困る」といった声がありました。

鉄道にかわる案としては、小型バスによる新たな交通プランが有力視されているということです。JR側は、初期投資費用と一定期間の運営費用の負担を約束しているということです。

JR西日本は、9月末までに中国運輸局に廃止届けを提出する予定で、通常であれば1年後に運行廃止となるということです。

三次市の増田和俊市長は、「残念な思い。その一言ではあるが受け止めていかざるを得ない」と話しました。

バスによるプランにかわったとき、三江線を利用していた人の負担が大きくならないようにして欲しいと思うとともに、今回の決定が他の路線にも波及しないか心配に思いました。(ライター:わがママ)