『咲-Saki-』1巻(小林立/スクウェア・エニックス)

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 女子高生と麻雀という異色の組み合わせで人気となった漫画『咲-Saki-』が、2016年12月に実写ドラマ化、2017年初頭には実写映画化されることが発表された。「実写化プロジェクト!」と銘打たれたこの発表にファンからは「超能力麻雀実写化とかすごいことになりそうだな!」「友情・ライバル・勝利的な青春ストーリーの側面も大きいから実写化はそこが楽しみ!」「麻雀したくなってきたぞ!!」と期待の声が寄せられている。

 『咲-Saki-』の舞台となるのは、麻雀競技人口が1億人を超え、大規模な大会が行われる世界。原村和の天才的な打ち方に感化され、清澄高校麻雀部に新入部員として入部した宮永咲が全国高校生麻雀大会優勝を目指すという物語。小林立によって描かれ、2006年から『ヤングガンガン』で連載中の同作は「意外としっかり部活ものだった。全体的に少年漫画なストーリー展開で面白い!!」「かわいい女の子たちが、麻雀に本気で打ち込むっていうのが新鮮!」「青春部活物と漫画ならではの飛んでも技の組み合わせが最高です!」と人気を得ている。

 2009年には『咲-Saki-』を原作としたテレビアニメシリーズ第1期、2012年にはシリーズ第2期として、作画に五十嵐あぐりを迎え連載されていた『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』をアニメ化、さらに2014年には第1期の続編にあたる「咲-Saki- 全国編」が放送された。「物語が流れていくから、色んな規格外の和了りが不思議と許容できてしまう不思議なアニメだったぜ」「麻雀の知識がなくても、派手なアクションと台詞、エフェクトで能力バトルアニメとして楽しめるのがアニメ版のすごいところ!」「キャラがかわいくて、純粋に“萌え”られる!! 歌もいいのでおすすめ!」とアニメ版も高い評価を得た。

 『咲-Saki-』は読者に「ただの麻雀ではない! 超能力麻雀だ!」と言われている。主人公の咲は、「毎局プラスマイナスゼロで和了(あが)ることができる」という奇跡的な麻雀を打ってのける美少女。麻雀は、4人で点数を競うゲームで、最終的に点数の一番多いプレイヤーが勝者となる。例えば「25,000点の30,000点返し」というルールの場合、25,000点持っている状態からゲームが始まり、その局の得点が30,000点よりプラスかマイナスかで点数が決定する。決着がつくまで、何局もゲームを繰り返すのだが、咲はその毎局をプラスマイナスゼロで和了する。「プラスマイナスゼロなんて勝つことより難しい」と作中でもいわれており、それを無意識に行う咲に「咲さんやっぱ半端ないっすわ」「咲さんチート過ぎるwww」と言われ、ファンからは「魔王」「清澄の白い悪魔」と呼ばれることも。

 他にも、清澄高校麻雀部のライバル校・龍門渕高校に所属する天江衣は自分が引く牌をほぼ完ぺきに察知したり、気配で相手の打点の高さを察するなど場を支配する能力を持っている。また、敦賀学園の東横桃子は、圧倒的な影の薄さを武器に相手に自分の存在、さらには打つ牌すら察知させないというステルス能力を保持している。他にも特殊能力を持っているプレイヤーは多く、「阿知賀編のしずのバージョンの場の支配すごく好きなんだよな〜〜」「俺も神様おろして麻雀で圧倒的な力を発揮してみたい!」「病弱な女の子を膝枕することで麻雀の先を見る能力を身につけられるなんてうらやましい…」とそれぞれ憧れの能力があるようだ。

 ちなみに、この『咲-Saki-』シリーズ、「パンツをはいてない」ことでもファンたちの間で有名なよう。可愛らしい絵柄に加えて、美少女が数多く登場し、女の子同士の恋愛要素的な部分があるにもかかわらず、漫画でもアニメでも1回もパンツが登場していない。パンツが見えないことで「この世界にはパンツが存在していないんだ!!」とファンたちからは言われているのだ。これは、実写化でもファンにとって大切な部分らしく「パンツどうするんだろ…」「パンツがちらっとでも見えたら咲とは認めないからな!!」「むしろ、咲の世界線にパンツがあるのかないのか確認するいい機会だ」との声が。パンツが実写化ではどのようになるのかは、実際にドラマ・映画を見て確認するしかないだろう。

 美少女たちが麻雀によって絆を深め、成長していく『咲-Saki-』。まずは、2016年12月に地上波深夜ドラマで放送される4話、そして2017年には映画館で咲たちがどんな姿を見せてくれるのか。漫画を読んで麻雀を学びながら楽しみに待っていよう。

■「咲-Saki- 実写化プロジェクト!」
ドラマ:2016年12月放送予定
映画:2017年初頭
原作:小林立