Microsoft Surface Pro 4

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ノートPCの高性能化&低価格化が急速に進んでいる。特に実感できるのが、10万円前後の価格帯のモデル。タブレットPC、2in1モデル、スタンダードPCと3タイプから買いのモデルを厳選した!

◆高機能でスタイリッシュ! 2016年下半期のベストバイ

 今年2月にエレクトロニクス分野の業界団体、JEITAが発表した予測は、意外なものだった。’20年までのPCの平均出荷台数が、全世界で0.1%、国内でも0.2%増えるというもの。一方でタブレットの需要は頭打ちだという。よく言われている「タブレットがノートPCの市場を席巻している」という言説と現実は乖離しているのである。

 そんなノートPCは、「10万円前後のリーズナブルモデルが俄然魅力を増している」と語るのはITジャーナリストの一条真人氏だ。

「人間の脳にあたるCPUが、加速度的に高速化してきました。同時に省電力化が進み、バッテリーの駆動時間も長くなっています。今後もモバイルカテゴリーのノートPCは、一定の需要を確保していくでしょう」

◆タブレットだけでなくノートとしても高い完成度

 中でも注目なのが、マイクロソフトのSurface。

「スタンダードモデルと言えるProは、ボディの造形や剛性などが他メーカーのトップモデルと比肩するクオリティを備えています。普段はタブレットとしてネットを見たり、dマガジンなどの電子雑誌も読みやすい。それでいてキーボードを接続すれば、完全なノートPCとして使えますからね。そうした用途の多さが、タブレットPCの優位性です」

【Microsoft Surface Pro 4】
基本的にはタブレットだが、オプションのキーボードカバーを追加すれば、完全なノートPCとして活用できる。1024段階の筆圧感知と付属ペンで、自然な書き心地も実現する

実勢価格:12万円前後〜
CPU:Intel Core m3/i5/i7(選択可能)
メモリ:4/8/16GB(選択可能)
SSD:128/256/512GB/1TB(選択可能)
液晶サイズ:12.3インチ
重さ:約766〜786g
駆動時間:最長約9時間

◆思いのままに変形できる快適2in1タイプ

 レノボの「YOGA」は、2in1タイプの代表的モデル。

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1192716

「同社は、キーボードをひっくり返して変形させるモデルを多く作っており、手慣れています。持ち歩くにはやや重いですが、自宅でリラックスして使う分には、気にならないはず。このYOGAもいいセレクトです」

【Lenovo YOGA 900】
ディスプレイを約360度回転できる2in1タイプのPC。ノートあるいはタブレットに変形可能なうえ、キーボードをスタンドとして使えば、動画視聴やネットの閲覧も快適

実勢価格:12万8439円〜
CPU:Intel Core i5/i7(選択可能)
メモリ:4GB
SSD:256GB
液晶サイズ:13.3インチ
重さ:1290g
駆動時間:約9.5時間

◆1TBの記憶容量が嬉しいスタンダードなノートPC

 高価格、高品質というイメージの強いVAIOも負けてはいない。スタンダードなノートPC「C15」をリリースした。

「あのVAIOが10万円で購入できるのは嬉しいですね。さらに同ブランドらしく、小気味のいいオシャレなツートンのカラーリングが目を惹きます」

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1192717

【VAIO C15】
1TBのHDDやDVDドライブを搭載。15.5型で、重さは約2.5kgというホームユース向きのスタンダードPC。オレンジ/カーキなど4パターンのカラーリングから選べる

実勢価格:6万6800円〜
CPU:Intel Celeron 3215U/Core i3(選択可能)
メモリ:4/8/16GB(選択可能)
HDD:1TB
液晶サイズ:15.5型
重さ:約2500g
駆動時間:約3.9〜9.8時間

 今年は、コストパフォーマンスの高い、リーズナブルな10万円前後のノートPCから選ぶのが賢い選択。さらに多く使うシーンによって、自分に合ったタイプのノートPCを選びたい。

取材・文/河原塚英信 撮影/湯浅立志