ボヌッチがユヴェントスと契約延長へ マンU移籍報道に終止符か

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 ユヴェントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、クラブとの契約延長に近づいている模様だ。9日付けのイギリス紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が報じている。

 ボヌッチに関しては今夏、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・Uが獲得に乗り出しているとも噂されていたが、最終的にはクラブに残留。8月末で移籍市場は閉まり、ひとまず報道は落ち着いていた。

 同紙によれば、ボヌッチはまもなくユヴェントスとの契約を更新する見込みだという。マンチェスター・Uは新指揮官のもとでディフェンス陣の再建を考えており、ボヌッチの獲得を強く望んでいたが、ユヴェントスと新たな契約が結ばれれば、今後移籍する可能性を一蹴することになる。現在29歳の同選手は、イタリア代表とクラブの両方でGKジャンルイジ・ブッフォン、DFアンドレア・バルザーリ、DFジョルジョ・キエッリーニとともに強力な守備陣を形成している。

 ボヌッチは昨シーズン、公式戦49試合に出場するなどチームの主軸としてシーズンを送った。ユーロ2016では全5試合に出場し、グループステージ第3節のアイルランド代表戦ではキャプテンマークも巻いている。今月5日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選のイスラエル代表戦にもフル出場しており、クラブと代表どちらでも存在感を示している。