2016年8月31日、高知市はりまや町3丁目にセブン-イレブンが開店して、話題になっている。「なぜ?」と不思議に思う人は、高知市民ではないだろう。ここは、市民ならよくご存じの場所だから......。

同日朝、次のような写真付きのツイートが投稿されていた。

ここには、2015年3月まで高級ブランドのルイ・ヴィトン高知店があった。ヴィトンの象徴である「ダミエ柄(市松模様)」の外装をデザインしたシンプルな建物は、高知市のランドマークとして親しまれていた。建築に関心のある人には、ユニークな力作を発表する気鋭の建築家・乾久美子さんの作品としても知られている。

写真はかつてのルイ・ヴィトン高知店と、現在のセブン-イレブンの外観を比較している。外見はすっかり変わってしまっている。「乾久美子のルイヴィトンを見に来たらセブンイレブンになってた」とコメントも添えられている。

「ヴィトン後のセブンイレブン広すぎて笑った」

冒頭のツイートに関連して、高知市民からさまざまな声が寄せられている。

「ヴィトン跡地にセブンイレブン本日オーブン!」と開店当日に訪れた人や、「二階建てのセブンイレブンになったらしい。建物そのまま使ったのかなー」と驚く人もいる。ちなみに2階部分は現在工事中だ。

「ヴィトン後のセブンイレブン広すぎて笑った」と、実際に店に入ってみた人からの感想も......。

「待ってヴィトンがセブンになっちゅうがやけどww」「これ以上ないくらい対極的な店変わりだな」といった声もあった。「ルイ・ヴィトン→セブン‐イレブン」、かなり大胆な転身が高知市民を驚かせている。

セブンイ-レブン店頭。写真はイメージです(shibainuさん撮影、Flickrより)