「僕はここにいるよ」双子の赤ちゃんが命の尽きかけた兄弟を励ます姿が切ない

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病院の集中治療室で撮影された双子の赤ちゃんの写真が、多くの人びとに感動を与えている。

双子の1人が稀な病気で亡くなる

その赤ちゃんとはアメリカのフロリダ州で生まれた、Mason Buchmeyer君(写真上)とHawk Buchmeyer君(写真下)。

写真を見るとMason君が手を伸ばし、病気で苦しむHawk君を励まそうと微笑みかけているように見える。

しかしその後Hawk君は、先天性横隔膜ヘルニアという非常に稀な病気で、生後3週間という短い生涯を閉じることになってしまう。

病気と闘う様子を記録し続ける

先天性横隔膜ヘルニアとは、隔膜に穴があくことで腹部の臓器が胸の方まで入り込み、肺の発達を妨げるというもの。

Hawk君は生まれてすぐにそう診断され、Gainesvilleという街にあるShands病院で集中治療を受け続けた。

2人の父であるBrandy Guettlerさんと母親のTommy Buchmeyerさんは、そんな彼が病気と闘う姿を撮影して記録。

心配する親戚や友人たちに、Hawk君がいまどのような状態かを知らせるためにも、フェイスブックに投稿し続けたという。

Facebook/Mason & Hawk

Facebook/Mason & Hawk

Facebook/Mason & Hawk

Facebook/Mason & Hawk

亡くなった時の気持ちを綴る

しかし今週の水曜日(9/7)に、2人はついにHawk君が天国へ召されたことを皆に伝えるのを余儀なくされた。

父親のBrandyさんは、その時の様子や気持ちを次のように綴っている。

「彼はとても穏やかに逝きました。もはや彼が苦しむことはないでしょう。どうか私たちに悲しむ時間を与えてください。そうすれば心を癒すプロセスを始めるつもりです」

近づけた途端、腕を伸ばした

この双子の兄弟が写った写真は、2人が生まれてから11日目(亡くなる約10日前)に撮影されたものだという。

Facebook/Mason & Hawk

Facebook/Mason & Hawk

Brandyさんは写真を撮った時の状況を、地元メディアの WPEC に対し次のように語った。

「Masonはぐずるようになっていました。すると看護師さんが言いました。『Hawk君の横にMason君を近づけて寝かせてあげてはどうですか』?と」

「そのため私たちはMasonを抱いてHawkのそばに近づけました。すると彼の存在を感じ始めた途端、Masonが腕を伸ばし、Hawkをつかんだのです。そしてHawkに微笑みかけたのです。彼らは理解していたに違いありません、お互いがそばにいることを」

Brandyさんたちは多くの人にこの病気を知ってもらうために、写真が使われることを願っているという。

生まれてすぐに引き離されてしまった双子の2人。どうかHawk君の分まで、Mason君には元気に生き続けて欲しい。