9日、中国外交部の華春瑩報道官は同日の定例記者会見で、北朝鮮が5回目の核実験を行ったとみられることに関する記者からの質問に答えた。

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2016年9月9日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は同日の定例記者会見で、北朝鮮が5回目の核実験を行ったとみられることに関する記者からの質問に答えた。

記者会見では、北朝鮮の核実験に関する質問が半数以上を占めた。華報道官は北朝鮮の核実験について、「断固反対する」立場を示した一方で、「核実験に反対する以外に、どんな具体的な措置を講じますか?」との質問には、「引き続き対話と協議を通じて、6カ国協議の枠組みの中で問題を解決することを堅持していく」と回答。記者からさらに「中国は北朝鮮の核実験を阻止するためにどんな行動をとるのですか?制裁強化を支持しますか?」と突っ込まれると、上記の回答を繰り返したうえで「制裁については、中国は安保理常任理事国として、国際社会に責任を負う一因として、安保理決議を着実に実行し、国際義務を履行する。中国は朝鮮半島の非核化、核拡散の反対の立場を堅持し、責任を持ち、建設的な方法で安保理の協議に参加する」と述べた。

また、「中国は今回の核実験の前に、北朝鮮から何らかの連絡や情報を受けていましたか?」との問いには、「これについて提供できる情報はない」とした。さらに、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議や南シナ海での日本の対応に関する質問を挟んだ後、「中国外交部は北朝鮮大使を呼び出して抗議したのですか?」という質問があがると、華報道官は「中国外交部の責任者は、北朝鮮の責任者との協議を申し入れる」と回答。再び「現状、中国は北朝鮮への制裁強化を考えていますか?」と聞かれると、前出の回答とまったく同じ言葉を繰り返した。(翻訳・編集/北田)