[ちちんぷいぷい‐毎日放送]2016年8月30日放送の「石田ジャーナル」のコーナーで和歌山県高野町の取り組みが紹介されていました。

かつて関西では、林間学校で高野山に訪れるのが定番でした。その数は1981年には277校、約4万8000人でしたが、1996年には37校、約4000人と激減。最近では林間学校での利用客は皆無だと言います。

ふるさと納税を活用

宿坊での礼儀作法を主とした学習から、飯ごう炊飯やキャンプファイヤーなどを行う林間学校。割高な宿坊に比べ、公共団体が運営する割安な「青少年の家」が増えたことも、高野山での林間学校が減る原因となりました。

そこで2016年4月から、高野町ではふるさと納税を元に、15名以上の団体客に補助金を支給。一般観光客はもちろん、林間学校での利用も推進しています。町長は「道徳が求められる昨今。高野町は弘法大師の教えを広く青少年に伝えることができる町です。山林での間伐体験、森林セラピーなども通じて、多くの子供たちに高野山の魅力を知ってほしい」と語ります。

世界遺産に登録され、外国人観光客に人気の高野山。地元の関西人がその魅力に気づかないのはもったいないですね。道徳、文化、自然がそろったこの地が、また林間学校の定番の地になることを願います。(ライター:青空繭子)

高野山の市街地(kennejimaさん撮影、flickrより)