写真提供:マイナビニュース

写真拡大

ダイハツ工業がこのほど発表した新型軽ハイトワゴン「ムーヴ キャンバス」。若い女性をターゲットに、両側スライドドアなど使い勝手のよい機能を盛り込んだ、「ムーヴ」の派生車種だ。発表会も行われ、実車を見学することができた。

都内で行われた報道向け発表会では、ダイハツ工業ブランド・DNA室主査の北野恵睦氏がプレゼンテーションを行い、「ムーヴ キャンバス」について「『ムーヴ』の乗り心地、『タント』の基本性能、『ミラ ココア』のおしゃれさの"いいとこ取り"をしたクルマ」であると紹介した。「ムーヴ」で培った技術をベースに、「タント」で好評の両側スライドドアを採用し、「ミラ ココア」のような愛らしいデザインを特徴としている。

「ムーヴ キャンバス」の全高は1,655mmで、軽スーパーハイトワゴン「タント」(全高1,750mm)とは明確にキャラクター分けされているが、「ムーヴ」(全高1,630mm)よりも少々高めに設定されている。その他の室内長・室内幅・室内高なども、それぞれ「ムーヴ」以上「タント」未満の設計だ。価格帯も「ムーヴ」と「タント」の間に位置している。

○リヤシート下収納「置きラクボックス」で"買い物帰りあるある"解消!?

「ムーヴ キャンバス」の売りは、軽自動車に求められる日常生活での使いやすさだ。最も象徴的なのが、国産車初のリヤシート下収納「置きラクボックス」だろう。

これまでも助手席下の引出し収納を便利に使ってきたユーザーは多いと思うが、「ムーヴ キャンバス」は左右リヤシート下にもアンダートレイを採用。従来通りの引き出し収納としての使い方だけでなく、引き出したまま中敷きを立ち上げ、トレイの高さを増すことで、倒れやすい荷物を安定して積むことのできる「バスケットモード」が提案された。これにより、シートに置いた買い物袋がブレーキング時に滑り落ちてしまう心配や、床に直接荷物を置くことへの抵抗感といった、さまざまな"あるある"から解放されそうだ。

また、「置きラクボックス」を引き出しておけば、運転席からそのままハンドバッグなどを置くことができるのも、助手席に人を乗せるときなどに便利なポイントだ。さらに「置きラクボックス」と両側スライドドアの組み合わせで、荷物を積んでから運転席に乗り込むまでの動作を最小限に抑える工夫も。スライドドアなのでいちいち後席ドアの内側に回り込む必要がなく、「置きラクボックス」に荷物を置いたら、そのままワンステップでさっと運転席に乗り込むことができる。

○ステアリング連動ヘッドランプやパノラマモニターで安心

ドライバーの安全運転をサポートする装備も充実。上位グレードの「G "SA II"」と「G "メイクアップ SA II"」には、軽自動車初という「AFS」が標準装備される。ステアリング操作に応じてLEDヘッドランプが動き、進行方向を照らす機構で、夜間のカーブや交差点などでとくに威力を発揮する。ダイハツでは初となる「パノラマモニター」も、メーカーオプションとして用意された。4カ所のカメラで車両の前後左右を映し、上から見下ろしたような映像をナビ画面に映し出すことができる。

ダイハツ「ムーヴ キャンバス」の価格は118万8,000円(税込)から。9月17〜19日には、各地のダイハツ販売店にて発表展示会が行われるとのこと。

(櫛田理子)