使用後のバスタオルは雑菌だらけ。3日も放置すれば、便座よりも雑巾よりも汚くなる。

なんて事実は周知のことだけど、そう毎日交換できるものでもない。それで、抗菌繊維やナノテク加工したタオルが登場する訳で。でも、このセルフクリーニングしてしまうタオル、なかなか革命的だ。

「銀イオン」と「竹繊維」の
ダブル抗菌タオル

俗に言うところの「99.9%」の抗菌率がどこまで日常生活のレベルで発揮されるかは、はっきり言ってしまえば定かではない。無菌室や寒天培地と暮らしの現場とでは、あまりに差がありすぎる。

それでも、宇宙下着のように消臭素材やを繊維に使用することで、細菌の繁殖を抑えて高い消臭機能を発揮するウェアやタオルが、次々に登場する昨今。

また、医療現場で衣類に付着する悪玉菌をシャットアウトする技術として、ナノテック加工が施された製品もある。だけど、これらの製品を手に入れるとなると、それなり金額は覚悟しなければいけない。

細菌の繁殖をシャットアウト
消臭力もある銀イオン

そんななか、比較的安価な抗菌技術として広く用いられているのが、銀の持つ「銀イオン」に注目した素材。タオル製品にも多くこの銀が用いられているが、意外と知られていない落とし穴がここにある。

モノによっては、銀イオンを抗菌剤として添加することで「抗菌タオル」とうたう製品もある。場合によってはスプレーで抗菌材を吹き付けることも。これも加工法の一つではあるものの、これでは洗濯を繰り返すうちに効き目が消え去ってしまうのも無理はない。

綿の約4倍の吸収性
柔らかさも魅力の竹繊維

さて、同じように抗菌・消臭効果で近年注目されているのが、竹からつくり出される「竹繊維」。じつはこれ、人間が初めて手にした天然の抗菌繊維なんだとか。竹墨の特性をイメージすれば、すんなりと効用にも合点がいく。

通常の抗菌繊維とは異なり、抗菌剤を添加していないというのもヘルシーだし、ちょっと洗ったくらいで抗菌効果がすぐに薄れてしまうような心配も無用。

この銀と竹、二つの効果のいいとこ取りで最強の抗菌タオル「SilverBamboo」を開発したエンジニアカップルがいる。クラウドファウンディングで出資を募る彼らのタオルは、銀の持つ抗菌・消臭効果に、竹繊維の特長である吸湿・吸水性、なめらかな肌触りが最大のウリ。 

殺菌の繁殖を抑えて死滅させ、臭わず、そのうえ綿の4倍の吸収性があって、ふんわり感がキープする。このループを彼らは「セルフクリーニング」と形容している。

クラウドファウンディングで出資を募りながらの先行予約販売では、ハンドタオル2枚で58ドル(約5,900円)、バスタオル2枚で136ドル(約14,000円)。数が増えればその分ディスカウントされるスタイル。日本までの送料無料ということならば、考えられなくもない。

どのみちタオルは消耗品。日本で販売しているものと比較してみるのも手かも。

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