「心に映る中国―訪中日本人観光写真コンテスト」(主催・人民網、中国国家観光局)の授賞式が東京港区の中国大使館で開催され、日本人7人に特別賞(大使賞)、1等賞(人民網賞)などが贈られた。写真は授賞式風景。

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2016年9月8日、第1回「心に映る中国―訪中日本人観光写真コンテスト」(主催・人民網、中国国家観光局)の授賞式が東京港区の中国大使館で開催され、日本人7人に特別賞(大使賞)、1等賞(人民網賞)、人気賞などが贈られた。

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授賞式には、余清楚・人民網総編集長、羅玉泉・中国国家観光局駐日主席代表、下村博文・元文部科学大臣、江田五月・元参院議長、浅野勝人・元外務副大臣、松山良一・日本政府観光局理事長ら両国の関係者約100人が出席した。

程永華・駐日中国大使は「観光による交流は重要であり、この写真コンテストの開催により、日本の方々が中国への理解を深め、関係改善と相互発展への基礎を固める上で大変有意義だ」とあいさつ。下村氏は「この種の文化的な交流によって一衣帯水の隣国同士がさらに発展することを期待したい」と祝辞を述べた。

特等賞(大使賞)に選ばれたのは、鈴村雄誠氏の作品。四川省の山岳都市の「夕暮れ」を撮影したもので、同氏は「町並みは赤く染まり、まるで宝石箱のように輝いていた」とコメント。審査員の王小寧氏(中国の有力プロカメラマン)は「ファンタジックな時間帯の夕暮れに撮影。太陽がまだ沈みきっておらず、空は澄みわたり、遠くに山があり、山のお寺や宿坊には既に明かりが灯って、グラデーションがはっきりしている」と称賛した。

第1回となるコンテストの応募は昨年11月からスタート。約1000の応募作品の中から、ネットユーザーの投票と審査グループによって絞り込んだ後、日中両国の写真専門家5人による審査を経て、7作品に、「4泊5日ペア・中国人気2大水郷の旅」旅行券などが贈られた。

中国人の訪日年々増加し、15年には約500万人に達したが、日本人の訪中はその半分の約250万人。ビジネス・留学が中心で、観光目的はわずか39万人だった。中国国家観光局は、「中国は世界遺産の宝庫。国民の相互理解のためにも、日本人にもっと中国に観光に来ていただきたい」と要望している。(八牧浩行)