荒木経惟が「般若心経」を書で表現、渋谷で個展を開催

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 荒木経惟による展覧会「淫秋」が、渋谷のアートスペースAMでスタートした。和紙にプリントされた写真に書で「般若心経」を綴った作品を展示している。会期は11月11日まで。 荒木経惟の展覧会「淫秋」が渋谷で開催の画像を拡大

 荒木経惟の書は本場・中国でも高く評価され、NHK特集番組のタイトル文字に採用されたほか、ギメ美術館で個展が開かれるなど、国内外で展開。小説家の永井荷風や種田山頭火、葛飾北斎ら先人による作品をはじめ、「往生要集」や「万葉集」「梁塵秘抄」などから得たエッセンスと自らの心境を重ね合わせた作品を制作している。 今回の展覧会は、アートスペースAMで開催された「淫夏」「淫冬」の2つの展覧会に連なり「淫秋」と命名。この世に存在するすべてが「無」であり、真理は「空」にあるという経典「般若心経」の教えに着眼し、新作は新境地を追い求める荒木経惟の創作への強い渇望が込められた作品群に仕上げられた。そのほか、インスタントフィルム作品2点をカットしてつなぎ合わせたコラージュの新作を公開している。■「淫秋」会期:2016年9月9日〜11月11日会場:アートスペースAM東京都渋谷区神宮前6-33-14 #301/302時間:13:00〜19:00 月曜・火曜休