旅の目的にしたい イベント・祭り・フェス 「弘前りんご博覧会」

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【毎週金曜日 6:00更新】
365日の中で、この日だけしか見られない景色、会えない人、体験できないことが日本中にはたくさん。旅の目的にする価値のある、イベントやお祭り、フェスをご紹介。

◆弘前市内がりんご一色に染まる。さまざまなイベントを開催


品種によっては収穫が始まり、おいしい季節になったりんご。生産量日本一を誇る弘前市では、その実りに感謝し「弘前りんご博覧会2016」と題してさまざまなイベントを実施中。街並みやグルメなどのさまざまなシーンでりんごの魅力を感じられる催しの中から、特に注目したいものを紹介! 国内のりんごの約2割を生産している街だからこその、りんごの魅力をぜひ味わいに出かけてみては?

◆味わうならやっぱりスイーツ!カフェめぐり&アップルパイ総選挙


りんごを楽しむなら食べるのがいちばん。市内の昔ながらの喫茶やカフェが参加し、それぞれオリジナルのりんごメニューを提案する「りんごカフェめぐり」は10月1日(土)〜4日(日)まで。アップルティーやりんごサワーなどのドリンク、ケーキやアイスなどのスイーツで楽しめ、昨年はなんとりんごのカレーが食べられるお店も。旬のりんごのフレッシュなおいしさはもちろん、新たな発見もありそう。
また、りんごスイーツの代表格“アップルパイ”を存分に味わいたいなら、10月14日(金)〜16日(日)の「弘前アップルパイ総選挙」に出かけて。市内のお店のアップルパイが一度に食べ比べられ、客が気に入ったものに投票し1位を決めるというもの。一口にアップルパイといってもお店ごとにそれぞれ違うから、自分好みの一品を見つけられそう。

◆りんご王国・弘前でしか買えない“とっておきのりんご”に出会う


日本一のりんごの街・弘前にしかない、市場にほとんど出回らないりんごもあるそう。そんなりんごに出会いたいなら、市内の各所にブースが出展される予定の「とっておきのりんご」を探してみて。昨年は「弘前城 菊と紅葉まつり」の会場の弘前公園や駅に登場したので、要チェック。地元の人でも知らないような珍しい品種や糖度が高いものなど、さまざまなりんごに出会える。この機会を逃したらなかなか食べられないものも多いから、見逃さないで。

◆街やりんごツーリズムとともに、組み合わせて旅を楽しんで


「りんご博覧会2016」の催しはほかにもたくさん行われていて、12月3日(土)、4日(日)の「りんご品評会」まで続く予定。期間中はさまざまな催しが行われているから、弘前を中心とした青森観光のプランのひとつにイベントを入れたり、「ひろさきりんご収穫祭」と「カフェめぐり」といったように組み合わせたり、思い思いに楽しめそう。
また、OZmallがプロデュースした半日ツアー「りんごツーリズム」はピクニックとプチグランピングの2種類あり、どちらも現地発着だから、一緒にイベントに参加することも可能。りんごづくしのプランで、丸々りんごの世界に浸る週末を過ごしてみては。



◆りんごカフェめぐり
弘前市中心市街地各所のカフェ・喫茶店
開催期間/2016/10/1(土)〜12/4(日)

◆弘前アップルパイ総選挙
弘前運動公園(津軽の食と産業まつり会場内)
青森県弘前市大字豊田2-3
アクセス/弘南鉄道弘南線運動公園前駅から徒歩約3分
開催期間/2016/10/14(金)〜16(日)

TEXT/MARIA KAWASHIMA ILLUSTRATION/HONGAMA