リオパラリンピック:競泳のメダル有力候補、木村敬一選手の経歴

写真拡大

パラリンピックの水泳競技で、木村敬一選手がメダルの期待をされています。前回のロンドンパラリンピックのときも、2つのメダルを獲得をしている実力の持ち主です。そんな木村敬一選手の経歴について紹介していきます。

■ 木村敬一選手ってどんな選手?

◎ プロフィール

・名前:木村敬一
・生年月日:1990年9月11日
・出身地:滋賀県栗東市

木村選手は2歳のときに、増殖性硝子体網膜症という先天的な目の病気により視力を失います。その後母の勧めで10歳から水泳を始め、小学校卒業後に筑波大学附属視覚特別支援学校に入学して水泳部に所属します。そこでパラリンピックメダリストの河合純一、酒井喜和、秋山里奈選手を育てた名コーチ・寺西真人さんと出会います。寺西さんのもとで実力を伸ばし、17歳の若さで北京パラリンピックへの出場を果たし、100メートル平泳ぎで5位、100メートルバタフライで6位に入賞しました。その後日本大学に進学、卒業後は東京ガスに入社して今に至ります。

◎ これまでの主な成績

・2005年:IBSA世界ユース選手権50m自由形1位
・2008年:北京パラリンピック100m平泳ぎ5位・100mバタフライ6位・100m自由形5位
・2010年:アジアパラリンピック50m自由形1位、200m個人メドレー1位、100m平泳ぎ2位
・2012年:ロンドンパラリンピック100m平泳ぎ2位、100mバタフライ3位
・2013年:世界選手権 100m平泳ぎ1位、100mバタフライ3位
・2015年:IPC世界選手権水泳競技大会 200m個人メドレー3位、50mクロール2位、100m平泳ぎ 、100mバタフライ1位

■ 増殖性硝子体網膜症を乗り越えて

増殖性硝子体網膜症は、網膜と硝子体の間に線維性の細胞が増殖してしまう病気です。木村敬一選手の場合2歳で視力を失い、3度の手術を試みるも結果はうまくいきませんでした。そして10歳で水泳に出会ったわけですが、目が見えない状態での水泳はかなり怖ろしいものであると言われています。最初はうまくいかないことも多かったそうです。しかし、その恐怖や苦悩を乗り越え、今のように世界トップと言われるまでに至ったのです。そしてその姿は多くの人に感動と勇気を与えてきました。そんな木村選手は、今回のリオパラリンピックでは50m自由形、100m自由形、100m平泳ぎ、100mバタフライ、200m個人メドレーと5つの種目に出場します。ぜひともメダルを獲得してほしいものですね!

(image by amanaimages)
(著:nanapiユーザー・musica 編集:nanapi編集部)