8日、揚子晩報網によると、中国人の女が日本国籍の男性を含む6人から、20万元余りをだまし取る事件があった。

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2016年9月8日、揚子晩報網によると、中国人の女が日本国籍の男性を含む6人から、20万元(約300万円)余りをだまし取る事件があった。

被害者の張(ジャン)さんは警察に、「1年余りもネットでやり取りをしていたので情があります。彼女は人柄も良かった。だまし取られた3万元(約45万円)は要りません。責任も追及したくないですが、よろしいですか?」と話していたが、そのわずか10分後に態度を一変させ、警察に徹底的に調べるよう求めた。王(ワン)容疑者のWeChat(微信。チャットアプリ)のプロフィール写真は美しい美女だったが、目の前に現れた本人は似ても似つかない小太りの中年女だったからだ。

農村に暮らす王容疑者は、美女の写真を利用してWeChatで知り合った6人から20万元余りをだまし取った疑いが持たれている。

被害者の1人である日本籍の華人・陳(チェン)さんは、今年5月20日に遼寧省丹東市の公安局を訪れ、「フィアンセに会いに来たら連絡が取れなくなった。何か事件に巻き込まれたに違いない」と訴えた。しかし、警察が陳さんから聞いた情報をもとに捜すも、そのような人物は存在しないことが判明。警察はすぐに詐欺ではないかと疑ったが、陳さんは「彼女が詐欺師のはずはない」と信じて疑わない様子だったという。

陳さんの話によると、相手の女性は家の中の電波が悪いことを理由にこれまでテレビ電話を拒否し続けてきたが、日常の写真が何枚もアップされていたため疑わなかった。陳さんは数回に分けて、総額2万元(約30万円)余りを女性に送ったという。

その後、警察は6月2日に同市の振安区に住む王容疑者を逮捕。王容疑者のWeChatの記録から、6人の男性が被害に遭っていることがわかった。手口はすべて同じで、美女の写真を使って恋愛関係になり、さまざまな理由をつけて男性らに送金させていた。王容疑者は既婚者で娘が1人いる。ネットで見た結婚詐欺に関するニュースにヒントを得て犯行に及んだという。だまし取った金は、ネットでライブ配信を行う男性パーソナリティーに貢いでいた。(翻訳・編集/北田)